念願のランカーシーバスをキャッチした話

1月25日の釣行記です。既に速報として投稿しましたが、念願のランカーシーバスをキャッチすることが出来ました。場所は大阪湾奥エリア。しかもテクトロで。自分でも驚きでしたが、ランカーシーバスは意外なところに居ました。

大潮の下げ潮を狙い撃ち!

1月は既に2回釣行しており今回が3回目となる出撃でしたが、先の2回の釣行では釣果を上げられずシーバスの居所を見失っている状況でした。そこで今回は最初に去年の同時期に好調だった湾奥部某河川へ行って様子を見てみることに。去年通りに探った結果を元にシーバスの動きを予想しようという魂胆でした。

この日は大潮で過去の実績から下げ潮が効いているタイミングが良いことが分かっていたため、夕飯を食べずに自宅を出発。現地到着は19時。ちょうど満潮を過ぎて下げ潮が効き始める時間です。幸い先行者もおらず、無事エントリー出来ました。

水面を観察すると流れが普段より強く、下げ潮が効いているのが見て取れました。これはイケると思いながら、いつも通りコアマンVJ-16をセットし護岸沿いをテクトロで探って上流側に歩き進んで探っていきます。歩くスピードはやや遅めでボトム付近を探るイメージ。時折ロッドを軽く煽って上昇アクションで誘いますが、反応なし。状況が良ければ何らかの反応があると思ったものの、バイトすら得られず。

そこで少しエリアを変え、潮通しの良いシャローエリアへ移動。ちょうど向かい風が強めに吹いている状況で期待できそうな雰囲気です。ここでもVJ-16で探っていきます。キャストポイントを変えてリトリーブラインに変化をつけつつ探ると残り8メートル程の距離でコン!と小気味よいバイト。そのまま一気に足元まで寄せてキャッチ♪

2020年初フィッシュ♪

40センチ程度のシーバスでしたが、これが2020年初フィッシュということもあり慎重にネットでキャッチしました。この時期はサイズ関係なしに嬉しいものです。

その後しばらく探るも反応がなかったため、強めのアクションで探ろうとバリッドに変更。ダブルフックに交換済みのハゼパターン仕様で、これをボトムまで着底させてリフトアンドフォールで誘ってみました。すると数投後のボトムからリフトした瞬間にコン!と狙い通りに食わせることが出来、足元まで寄せたもののタモ入れにもたついてしまいバラしてしまいました・・・残念。

刺さりが悪かったようで。

これで場を荒らしてしまったのか数種類ルアーチェンジして探るも駄目で移動することに。

2箇所目も同じく某河川ですが、常夜灯の効くエリア。ベイトが居ればシーバスも居る場所なんですが、この日は色々試すも駄目。ベイトに影すら確認できず。挙げ句シャローエリアを攻めすぎてコアマンRJ-10をロスト。今完売状態で入手困難なのにやってしまいました(´・ω・`)

これでこのエリアに見切りをつけ、大きくエリアを変えてみることに。

エリア変更が正解?!

辿り着いた場所は湾奥エリアの某運河入口付近。まだ2回しか足を運んでいない場所で、これまで実績もない場所でしたが、産卵のために深場に落ちたシーバスが湾奥エリアに戻る際に通る場所だと推測。駄目元でエントリーしてみました。

ここも先行者はおらず貸切状態。まずは橋の下に出来た明暗部をコアマンVJ-16で探ってみます。足元を見ると潮も引いてきていたため底が見えそうなほど。沖の方もそれほど深くはない感じです。ざっと明暗部を探ったものの反応なし。そこで少し移動しようと足元をテクトロで探りながら奥の方へ歩き進んでました。

すると途中で何かに引っ掛かったかのような違和感を感じ、ん?と思いながらラインテンションは緩めずロッドを立てて様子を見てみると、ラインがゆっくりと沖に向けて動いているのを確認。引っ掛かったゴミが動いたのかな?と思った瞬間、更にラインが沖に向けて走り出し、ここで相手がゴミではなかったことに気付きます。

慌てて追いアワセしてファイト開始。テクトロで送り出したラインも15メートル程度だったことから、いきなりの接近戦に右往左往。割と早くに足元5メートルまで寄ってきましたが、常夜灯の届かない暗い場所だったので相手の姿は確認しづらい状況。なかなか姿が確認できませんが、手元に伝わる重量感は重く、相手の動きもやや鈍い感じ。50センチ程度の元気なシーバスの引きとは一線を画する重厚な動きです。ひょっとしてボラかも?なんて思っていると、ようやく姿を確認出来るまでに寄せられました。シルエットはシーバスですが、サイズはイマイチ分かりにくく70センチ前後かな?と予想。そろそろタモ入れかな?なんて考えつつ背中にぶら下げたネットを外したところ、それを見ていたかのように右に一気に走り出しました。慌ててネットを持ちつつ右へ追いかけますが、その先は更に浅くなっているのが分かっていたため、ゆっくりロッドを立てて頭の向きを変え、その勢いでネットを差し込みますが勢いが足りず、また見えた頭の大きさからこれはデカイ!と判断。このままではネットに上手く入らない気がしたため、再びロッドワークで仕切り直し、2回目で何とかネットインに成功!

この頭の大きさ、ヤバいです

ネットを広げて全体像を確認した瞬間、「これは(80)いったかも?」と思いながらメジャーを取り出しざっと計測。81センチくらいだったでしょうか。念願のランカーシーバスです。誰も居ない暗い湾奥エリアでひとり小さくガッツポーズしちゃいました。

81センチ!?

写真がピンぼけになっているのは手が震えて上手く撮れなかったからです。久々に震えるシーバスに出会うことが出来ました。体高もあるナイスサイズ。まさかこんなのが移動途中のテクトロで釣れちゃうとは予想すら出来ませんでした。VJ-16にセットしていたアルカリシャッドはパープルラメにベリー部がグローカラーのイワシハラグロー。 横から喰ったのかフックが前後とも掛かっていました。これならバレないわ。

イワシハラグロー!

自己新記録となるランカーシーバスでしたから、しっかり写真に収めたいところ。しかしこの日は単独釣行。周りにも他のアングラーが居ないため、写真を撮ってもらうことも出来ず。そこでこのシーバスはキープすることとし、釣具屋へ持ち込んで実測してもらうことに。一旦車に戻って近くの道路の常夜灯の下まで移動し、ミニ三脚で自撮りしてみましたが上手く撮れません。

もうちょっと綺麗に撮りたいところ

このままクーラーボックスに入れて向かった先はTポート南港店。コアマンパワーショップなのでロストしたRJ-10があればと思い補充ついでに向かいました。残念ながらRJ-10は無かったのですが、切らしていたアルカリシャッドのハゼドンコがあったため購入。あわせて釣ってきたシーバスの計量をお願いしました。クーラーボックスを店舗の奥に持っていき、計量ボードに載せて測ってみたところ、80センチジャストでした。スタッフさんにお願いし記念撮影。

ドヤ顔スイマセン

これでしっかり写真にも収められました。改めてTポート南港店のスタッフさんにはお礼申し上げます。また後日釣果報告としてTポートのwebサイトにも掲載いただきました重ねてお礼申し上げます。

(掲載先)南港周辺にてVJ-16でランカーシーバス!

釣行を振り返って

2020年3回目の釣行でようやくシーバスの居所が掴めたのか、最初の場所で小さいながらも今年最初の釣果を得ることが出来、そこからシーバスの居所を推測した場所で運良くランカーシーバスに巡り合うことが出来ました。今回は完全に運が良かっただけですが、テクトロで足元をしっかり探れるコアマンVJ-16があったからの釣果だったと言えそうです。

これまでワタシは大阪湾奥エリアに拘り続け、またテクトロが一番釣果が上がると信じ、釣行を重ねてきましたが、それがこの日実を結んだのだと感じました。これからも大阪湾奥エリアに拘り、護岸沿いを歩きまくります♪

ちなみにここだけの話ですが、釣れた場所が南港周辺とされていますが、実際は別のエリアだったりします。ご了承ください。

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

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