2ヶ月ぶりに良型シーバスをキャッチした話

10月4日の釣行記です。徐々に朝晩が涼しくなり秋めいてきた大阪湾奥エリア。そろそろシーバスもやる気を出してくるタイミングですが果たして?!

久々の良型キャッチ!おかえりシーバス!

2ヶ月ぶりの更新となってしまいました。釣りには週1ペースで行ってましたが、仕事が忙しいこともあってサボってしまいました。

さてさて。ここ最近は大阪湾奥エリアでのシーバスからの反応は得られておらず、9月初旬に何度か喰わせたもののバラしてばかり。イナッコは居るけどシーバスのやる気は低く、Twitterを眺めていても皆さん苦戦しているようで。

去年や一昨年の釣果を振り返ってみるとそろそろ釣れ始めても良い時期なのですが、今年は海水温度が高く例年並みにならない限りは少し厳しそうだと思いますが、ここ数回の釣行である程度シーバスの付いてる場所は確認出来ていました。今回の釣行ではそれを踏まえて休日出勤の合間に何箇所か回ってきました。

相棒のデイスター

これからの時期に期待しているのはカタクチイワシの回遊。カタクチイワシが入ってくれば秋爆シーバスの開幕となる訳で、通常は港湾エリアから徐々に確認できるようになってきます。既にシーサイドコスモ辺りでカタクチイワシの目撃例も聞いていたので、潮回りや風向き次第では湾奥エリアまで上がってくると考え、常夜灯が効くエリアを数箇所様子見に行ってみました。しかしこの日は少々寝坊してしまい現地入りが5時前。間もなく日が登るタイミングだったこともあり、常夜灯の下にカタクチイワシは確認出来ませんでした。

気を取り直し、去年のこの時期に釣れ始めていた湾奥エリアに向かう事に。最近足を運んでいなかった場所だったんで状況は把握出来ていませんでしたが、到着すると上潮が効いて潮目が護岸まで寄ってきていたため、これは釣れると確信。コアマンVJ-16をセットしテクトロを始めた直後にドン!

スズキのエサ最強!

50センチ弱のシーバスが期待通りに喰ってきました。実に2ヶ月ぶりのシーバスキャッチに心の中でガッツポーズを取ったのはここだけの話。時合いを逃さないよう、さっとフックを外して早々にリリース。

再びテクトロで足元を探っていきます。まだ潮目は足元まで寄ってきているので、チャンスはあるとロッドを持つ手に集中しながら歩いていくとコツンと小さな手応えの後に何か重たい手応え。大きめのビニール袋でも引っ掛かったかと思った矢先、それは沖に向かって走り出しました。喰った!?

慌ててロッドを煽りファーストランを耐えつつドラグ調整。割と足元まで素直に寄ってくるので大したことないサイズかと思ってたら割とデカイ。エラ洗いさせないようにやり取りしていると口元にルアーが確認出来ず、丸呑みされている様子。これは下手に粘ったらリーダーが切れると判断。流れを利用して手前に寄せたタイミングで早めにネットイン。

VJは何処へ?

ネットから出してサイズを確認すると65センチ。なかなかの体格で秋っぽい感じがしますね。

65センチ!

見当たらなかったVJ-16は予想通りガッツリ飲み込んでました。この日はクーラーボックスを持ってきていなかったのでキープすることも出来ず、無事にリリース出来るか不安でしたが、幸いにも見た目に反してサッと外れてくれたので何とかリリース出来ました。

リリース後にリーダーをチェックすると飲み込まれていたこともあってスナップ付近が傷んでました。時間も無いのでリーダーを結び直すことはせず、スナップから15センチ程カットして結び直して再開。しかし足元まで寄ってた潮目もいつの間にか弱くなり気配がなくなりました。

少し移動しながら他のエリアに狙いを変え、キャストを重ねていきますが喰ってくるのはサバ。どうやらカナリの量のサバが舞い込んでいる様子。20センチ位あるんでコレも食べれば結構美味いんですが全てリリース。

そうこうしているとタイムリミットが迫ってきたため、再度テクトロで足元を探りながら戻ろうとしたところコツっと小さい辺りからの押さえ込まれたかのような重量感。その数秒後に水面を派手に飛び上がるシーバスの姿。デカイ!

さっきのシーバスよりも大きいのは確実。一気に緊張感が高まります。ドラグは緩めにしていたのでファーストランがなかなか止まりませんが、ようやく攻守交代。一気に足元まで寄せて口元を確認するも、これまたVJ-16は飲まれてしまったのか口元付近には付いていません。今回も早めのキャッチが良いと判断し、少しドラグを締めて浮かせにかかったところ、予想に反し一気に急潜行。必死に堪えましたが、プン!と瞬間的にラインテンションが抜けてしまいました。リーダーからラインブレイク…くそっ!

これは完全に判断ミス。慌てて浮かせるのではなく、ジックリ弱らせるべきでした。かなりの良型をバラしたショックもありますが、ラインブレイクさせてしまいVJ-16が引っ掛かったままになったシーバスにも悪いことをしたなと後悔。先のシーバスをキャッチしていた際にリーダーを結び変えていれば避けられてたはずなので残念でなりません。ここで意気消沈したので仕事に向かいました。

昼からの上げ潮に期待するも・・・

ラインブレイクのショックを引きずりつつ、休日出勤を早めに切り上げ15時より再エントリー。1時間勝負を挑みました。朝と同様に上潮が効いていて良い雰囲気。期待出来そうです。

少ないチャンスをモノにするべく、手持ちのVJ-16のフックを交換してから朝と同様に足元をテクトロで探っていきます。すると早々にドン!来た!デカイ!

これまた喰った瞬間に走って翔んでの大暴れ。何度かのエラ洗いをデイスターが上手くいなしてくれたため、バラす事なく足元まで寄せることに成功。今回はVJ-16が口元に掛かっているのが確認出来、しっかりとフックアップしていたため、後はジックリ弱らせてネットインのみという状況。しばらく足元での攻防を行い、浮いてきたタイミングでネットインするべくロッドを立てた瞬間にエラ洗いされてフックアウト…まだ余力を残していたとは…ヤラレました。回収したVJ-16をチェックすると交換したばかりのフックが伸びてました。無理しすぎましたね。

強引すぎて伸びたフック

その後も同じようにテクトロで探っていくも続く反応はなく、時間切れとなり納竿。朝の無念を晴らすつもりが、倍返しを喰らう羽目に合いました。とはいえ良型シーバスからの反応が複数あったのは大きな収穫と言えるでしょう。この釣果を元に今後の釣行に反映させて、次に備えたいと思います。

尚、今回の釣行ではシーバスからの反応は全てコアマンVJ-16によるテクトロでした。今度機会を見てテクトロについての記事を書いてみたいと考えておりますので、気長にお待ち下さい。

現在ネット通販ではVJ-16が高騰しプレミア価格となっていますが、コアマンパワーショップに行けば売っている場合もありますので店頭で買うのをオススメします。

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

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