強風の南港エリアに出撃した結果
先日5月4日の釣行記です。
この日は数日前から南西からの風が強く吹いており、沖合からカタクチイワシが流されてきているのでは?との予測のもと、大阪南港エリアへ出撃してきましたが大苦戦・・・。今回はそんなお話。
久々の南港かもめ大橋。ベイトは居るが・・・
まず最初に向かったポイントは南港エリアの超定番。かもめ大橋です。
かもめ大橋は大和川河口部右岸に面しており、大和川沿いに東西に伸びる堤防があり、そこに南西からの風によりカタクチイワシが接岸しているのでは?と考えて。またかもめ大橋に設置されている常夜灯が作る明暗部や堤防内側の風裏になる場所もあるので、そこにもチャンスがあるのでは?と。
現在かもめ大橋は以前開放されていた駐車場が利用できない状態が未だ続いています。そのため、近くの道路に路上駐車することとなります。もし行かれる際には駐車場所には十分注意してください。
到着したのは19時40分頃。潮回りは中潮で上げ5分程度。潮効きも良いタイミング。
手早く準備を進めポイントを確保。この日は風も強かったからか釣り人はカナリ少なく人気ポイントのかもめ大橋直下を確保することが出来ました。
このポイントは潮通しもよく常夜灯が作り出す明暗部もハッキリしていて、いかにもシーバスが居そうな雰囲気です。
まず初めにコアマンVJ-16をセットし足元の食い気のあるシーバスを探っていきます。表層早巻きから徐々にレンジを下げ、ボトム付近まで探るも不発。
水面を観察すると大量のマイクロベイトが群れをなし、時折激しく逃げ惑う様子が確認出来ました。そこでマイクロベイトが溜まる場所にVJ-16をキャストしてみますが反応はなし。何かが違うようです。
そこでVJ-16よりシルエットが小さく波動もやや強めのシリコンバイブ58Sに変更し早巻きによるリアクションバイトで誘います。しかしマイクロベイトが引っ掛かるだけ(^_^;)
最後にマイクロベイトパターンの切り札、コアマンミニカリを投入。マイクロベイトが溜まるポイントを見極めキャスト。出来るだけスローに引いてきて、ほんの僅かにロッドアクションで誘いを掛けます。食い気のあるシーバスが居ればコレで喰ってくるはずですが、バイトはありませんでした(´・ω・`)
ここでこのポイントに見切りを付け、大和川に面する堤防外向きエリアへ移動。
ルアーも再びコアマンVJ-16に戻し、堤防沿いをテクトロで西へ歩き進みます。南西からの風が強く吹いていたこともあってゴミが多くあり、テクトロも捗りませんが何度かキャストし直しつつ西の端まで歩き進むもノーバイト。角を曲がり更に北向きにもテクトロで探りますが反応がありません。そこで沖向きにキャストし、ベイトが貯まっている場所がないか探していきますが、時折手元にボラに当たる感触が伝わるだけ。小移動しつつキャスト方向やレンジを変えながら探りますが駄目。どうも読みが外れたようで、まだ南港エリアへカタクチイワシが回遊してきてはいないようです。
そこでテクトロで戻りながら堤防内側の風裏となる場所に狙いを変えます。
足元から沖向き、潮通しの良い場所等へキャストを繰り返しますが、駄目。一度だけバイトらしい感触がありましたが、続く反応もなく、ここで移動を決意。
次のポイントも同じく南港エリア某所。
去年の同時期によく釣れた場所で期待しつつエントリー。去年の釣行を再現するべく使用ルアーも当時と同じコアマンVJ-16を使い、岸壁沿いをテクトロでボトム付近を探ります。カタクチイワシだけでなく底バチも意識しながらスローに誘い、バイトを待ちますが反応なし。
常夜灯付近の明暗部もレンジを変えつつ誘いますが駄目。目視では少しのマイクロベイトが確認できましたが、のんびり漂っているだけでシーバスは居ないようで。ここも駄目だと判断し移動することに。
最後の移動先と決めたのが今年好調な大阪湾奥某河川。結局ここに来てしまいました。
時間も23時前で満潮を過ぎ、ダラダラと潮が下がっている状況。良い状況とは言えませんが、足元の護岸沿いやストラクチャーに居着くシーバスに期待しつつキャストやテクトロで探ります。ルアーも数種類ローテーションしながら探っていきますが、VJ-22を沖の潮目にキャストした際にバイトらしき感触が伝わってきたものの、手元にはデカカリシャッドが無くなったVJ-22だけが戻ってきただけ(´・ω・`)
翌日が仕事だったことも有り、日が変わる直前に納竿としました。
釣行を振り返って
今回の釣行では南西からの風が吹いていたこともあって期待しての出撃でしたが、予想に反しカタクチイワシの接岸は無く空振りに終わりました。神戸や尼崎周辺にはカタクチイワシが回遊しているとの話を聞いていますので、大阪南港エリアにもそろそろ回遊してくるとは思うんですが、少し早かったようです。
ただかもめ大橋の明暗部ではマイクロベイトが確認でき、水中ボイルも確認されましたが、釣果に繋げることが出来ませんでした。もう少し丁寧に探っていればまた違った結果になっていたかもしれません。
今後の釣行では天候等の状況判断と共にベイトに応じた丁寧な攻め方を心がけ結果を出せるよう頑張りたいと思います!