雨上がりの大阪湾奥は絶好調だった話(前編)
遅くなりましたが先日速報という形でポストした5月19日の釣行記です。
この日は前日に降った雨が止み、北寄りの風が強く吹いた中での釣行でした。
短時間で連発!良型もゲット!
この日は18時からのスタート。潮回りが中潮で時間的には上げ3分と最高のタイミング。
場所はいつもの大阪湾奥某河川。この場所は上げ潮周りの時によく釣れているので、再確認の意味も込めてエントリー。
先発ルアーはバリッド80。いつものコアマンVJ-16はあえて避け、他のルアーでも釣れるのか試してみようという魂胆。
状況は雨の影響もあって濁り気味。潮の流れはやや緩く、これから上げ潮が効いてくるような感じ。
とりあえずセオリーの足元の護岸沿いに平行にキャスト。やや早めのリトリーブで誘います。
しかし北寄りの風が強く、開始数投後に強風に煽られミスキャスト。護岸に直撃させてしまいました。
うーん無念。直撃した付近を確認すると、割れた破片が残っていましたが再生は不可能でしょうね。回収してフックだけ再生することに。止むを得ずルアーチェンジを余儀なくされ、コアマンPB-13を選択。まだ明るくブレード効果も期待できそうだったので。
これを護岸沿いにショートキャストし、テクトロでスローに誘いますが、反応なし。護岸先端まできましたが反応がないので、沖向きの潮通しの良いエリアにキャスト。ロッドを立て気味にし出来るだけスローに表層を引いて誘うとグン!と抑え込むような手応え。これを巻き合わせで対応し、無事ネットイン成功♪
潮通しの良い場所でマイクロベイトが流れてくるのを待ち構えていたのでしょうね。
漂うように表層を泳ぐPB-13に思わず口を使った感じでしょうか。
サイズはまずまずの50センチ。幸先の良いスタートが切れました。
リリースさせ、一息ついてキャストを再開。
同じエリアに数投すると、コンと軽いバイトがあり、ロッドティップが引き込まれたのも束の間、すぐにバレちゃいました。小さいシーバスだと乗りにくいんですよね、ワタシのタックルだと。ただPB-13への反応は良いようです。
しかしその後明確なバイトは無し。他に居たシーバスも散ってしまったのかもしれません。
そこで一旦ポイントを休ませるべくルアーをコアマンVJ-16に変更。
PB-13でテクトロしてきた護岸を戻る形でVJ-16でのテクトロを始めます。
すると数分と経たずにコン!と軽めのバイトと共にロッドティップを叩くような反応。しっかり対応し、足元のエグレに潜られないよう身体を乗り出し、ロッドワークでいなしてキャッチ成功。
ここに掛かるとまずバレない良いところに掛かってました。
フックサイズを1つ大きくしたのが功を奏したようです。
こちらのサイズは45センチとややサイズダウンながらも、体格の良い個体でした。
写真を撮り、リリース後にtwitterで状況報告。その後再びテクトロを再開します。
すると20歩と歩かない内にドン!と引ったくるようなバイトと共に強烈な手応え。ドラグ音が鳴り、ラインが数秒間出されていきますが、ファーストランを無事耐え、ドラグ調整しつつ少しずつ寄せてきます。まだ潮位が上がりきっておらず、足元のエグレに入られるとヤバイので無理に寄せずじっくり体力を奪う作戦に。時間を掛け慎重なファイトに観念したようで無事にキャッチ成功です♪
色の黒い居付き系のナイスファイター。体格もよく、パワフルな引きにも頷けます。
気になるサイズは63センチ。
久々の60センチ超え。本当に嬉しかったです。
記念撮影を終え、ネットリリース。しばし余韻に浸ります。
落ち着いた所で今度は沖向きに見える流れのヨレにキャストしていきます。
すると数投後にコンと手応えがあったと思った瞬間ギューンと走り出します。さっきの63センチのシーバスの比ではない位の勢いです。これは相当デカイ!そう思いつつ寄せくるものの、どうもおかしい。浮かせてみて納得。
ボラでした。お腹にスレがかりでした。5分位やり取りして右腕がパンパンになりましたが、無事にルアーを回収することが出来たので一安心。ただネットが臭くなりましたがね(´・ω・`)
ネットを入念に洗い、釣り再開。
気付けば日も暮れ、常夜灯が辺りを照らし始めました。
最初にPB-13で釣ったエリアに戻り、反応のあった場所にVJ-16をキャスト。やや沈めてからのリーリングで誘うとコン!と喰ってきましたが、エラ洗い一発でオートリリース・・・巻き合わせでの反応では小さいシーバスだと乗りが悪いのは仕方ないと自分に言い聞かせキャスト再開。
同じ様にボトムまで沈めて巻き始めるも、そのまま根掛かりさせてしまいヒットルアーのVJ-16をロストさせてしまいました(´・ω・`)
あいにく予備のVJ-16は無かったもののVJ-22はあったのでコチラをセット。
沖向きの潮通しの良い場所にキャストを重ねていきますが反応なし。
そこで護岸沿いにあるストラクチャーの奥にショートキャストし、巻き始めようとしたところ強烈なバイト!ガンと喰ってきました。瞬間的にストラクチャーに巻かれると思ったため、ロッドを煽り強引にストラクチャーから引き離そうとしたところブチン!とラインブレイク・・・リーダーの途中から切れてしまいました。ストラクチャーに擦れてしまったのでしょう。12lbのリーダーではひとたまりもありません。瞬間的な判断だったとは言え強引過ぎました。そもそも12lbのリーダーでストラクチャー打ちなんかしては駄目ですよね(´・ω・`)
VJ-16とVJ-22という最強ルアー2つをロストしてしまいましたが、シーバスからの反応があるのは確か。
今度は小型のバイブレーションをセットし、ストラクチャーが生み出す流れのヨレを狙い撃っていくと、小さいシーバスが喰ってきますが、やっぱり乗り切らずエラ洗いでサヨウナラ。しかも2回連続でバラしてしまいました。うーん残念。
気付けば20時を過ぎており3時間以上経過していました。
シーバスからの反応も途絶えたので移動することに。
長くなってきたので続きは別の記事にて。
ここまでの釣行を振り返って
雨上がりで濁り気味の水質。
北寄りの風が強くベイトが岸際に寄っていた。
上げ潮周りに夕マズメが重なった。
これらの好要素が相乗効果を上げ、この釣果に繋がったと思われます。
外向きエリアではカタクチイワシも回ってきているようですが、大阪湾奥エリアはマイクロベイトがまだまだ多いようで、PB-13への反応が良かったのも印象的でした。とはいえ良型が釣れたのはいつものコアマンVJ-16。ホント良く釣れるルアーです。
この後の釣行でも良い釣りが展開出来ました。
次の更新をお楽しみに♪