VJ-16のダブルフック化でハゼパターンを攻略!
今回は私が大阪湾奥で最も使用しているルアー、コアマンVJ-16のフックについて。
ここ最近フロントフックをダブルフックにしたものを使用していましたが、これが結構良い感じなのでダブルフック化した理由を含めて紹介してみたいと思います。
根掛かり率減少!これでボトム攻めも怖くない!
冒頭にも書いていますが、私が大阪湾奥釣行で絶対的に信頼しているコアマンVJ-16。
足場が高い場所でも使いやすく、表層からボトムまで狙うことが出来る便利なルアーですが、ボトムを狙うと構造上どうしても根掛かりすることが多く、これまで何個ロストしてしまったか分からないほど。環境にも財布にも優しくないため、出来るだけロストさせないよう知恵を絞り出した結果、ダブルフック化に至りました。
ボトム攻略におけるダブルフック化は珍しい話ではなく、ブラックバス釣りでは昔から行われてきたことです。
今回はフロントフックのみダブルフックに交換してみました。使用するフックはコチラ。
カルティバ SD-36 #4です。
これをVJ-16のフロントフックとスプリットリングを外して装着します。装着時、フック先端がヘッド部に少し当たるかもしれませが、フックを少し開きながら取り付けると上手くいくと思います。
装着した状態がコチラ。
ヘッド部分の塗装が剥がれているのは、このVJ-16が海中からサルベージされたものを再利用しているからです。この画像では大きく見えますが、フック先端がヘッド部に干渉しないためにも、#4サイズが最適と考えます。
またリアフックも標準サイズの#10から#8にサイズアップしています。これはフロントフックをダブルフックにしたことによりフックアップ率が下がるのを補おうという魂胆です。ただサイズアップすると根掛かりのリスクも上がってしまいます。そこでワタシはリアフックをあえてアルカリシャッドに刺しています。
リアフックを刺しておくとラインテンションを掛けた状態で着底させた場合、画像のようにリアフックはボトムに干渉せず根掛かり率は減少すると考えています。当然ながらアルカリシャッドの動きがスポイルされてしまいますが、根掛かりするよりはマシです。
ダブルフックでも問題なし!
ここからは実際に使用してみた感想を書いてみたいと思います。
ボトムまで沈め、リフトアンドフォールさせてみますが、フォール時にラインテンションをキープしてカーブフォールさせるとボトムへの引っ掛かりはカナリ減ったように感じました。ダブルフック化して数回の釣行で使い倒しましたが、ロストすることなく帰還していますので根掛かり率は確実に減少していると思われます。
気になるフックアップ率ですが、これまでの使用では特にフックアップ率が下がったようには思いません。元々VJ-16は小さなシルエットでシーバスの口の中に入りやすいことから、フックが甘くなっていなければ問題ないと考えます。
この画像を見るとリアフックのサイズアップも効果があったような気がします。
また喰い方にもよると思いますが、ダブルフックだけがガッツリ掛かっていたこともありましたので、フックサイズも問題なさそうです。
これから本格的な冬を迎え寒くなってくると、大阪湾奥のシーバスはハゼを好んで捕食するようになります。ハゼは底にベッタリ張り付き、時折ジャンプして流れに身を任せるように泳ぎます。そのため、ボトムでのリフトアンドフォールが効果的ですが、今回ご紹介したVJ-16のダブルフック化で根掛かりのリスクを減らすことが出来、ハゼパターンを攻略することが出来ると考えております。
VJ-16の根掛かりにお悩みの方には是非ともお試しいただきたいです♪
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こんばんは。
無塗装だから自作されたのかと思いました(笑)
ダブルフック内側にしていてもキレイにフックアップするもんなんですね。
まぁ外向きにしたらせっかくのダブルフックの恩恵もうけられないですしね~
サルベージした直後は塗装も残っていましたが、しばらくすると綺麗に無くなってしまいました(;^ω^)
ダブルフックが想像以上にちゃんと掛かってくれるのでこの冬はコレで頑張りたいと思います♪