2019年初釣りが絶好調だった話
先日速報として画像だけで簡易報告しましたが、2019年の初釣りとなる1月4日の釣行記。
当日は仕事だったため、仕事の前後に短時間勝負を挑んだところ、この時期としては評価できる結果を得ることが出来、2019年を幸先よくスタートが切れました。今回はそんな話です。
朝マヅメはVJ-16でのボトム攻めでゴン!
正月三が日をダラダラ過ごしていたお陰で当日はやや寝坊の5時起き。正確に言えば3時に目覚めたものの布団から出ることが出来ず二度寝してしまいました。5時に目が覚めた時にやってしまった感が半端なかったですが、速攻で支度を整え車に飛び乗り現地へ急行。急いだ甲斐あってなんとか6時半にエントリー。
潮回りは新月周りの大潮。タイドグラフを見ると7時に満潮を迎えるタイミングでしたが、まだ流れは効いている状況。実釣時間は1時間。短期決戦に挑むべく狙いを岸壁際に絞り込み、ダブルフック化したコアマンVJ-16でボトムを狙っていきます。
前回釣行時にフックポイントが甘くなっていたことから良型シーバスをバラしていたため、自宅にてフックは交換済み。同じ失敗をしては進歩なしですからね。これでフックへの心配は無くなりました。後はシーバスに口を使わせるだけです。
岸壁際にショートキャストし、ボトムまでカーブフォールさせ着底を感じてからゆっくりテクトロし、時折立ち止まってボトムまで沈めてを繰り返しながら岸壁際を横に探っていきます。すると10分後に何か抑え込まれるような重さを感じたため、ロッドを立ててみるとラインが沖向きに走っていたためバイトと確信。フッキングしようと思った矢先にフッと軽くなり・・・逃してしまったようです。最初の違和感で躊躇なくアワセておけば乗っていたかもしれませんが、時既に遅し。気持ちを切り替え再びテクトロで進みます。
すると5分後にコンと軽めのバイトと共にロッドティップが引き込まれましたが、フッキングを前にフックアウト。どうやらサイズの小さいシーバスだったのか乗り切らなかったようです。しかし続けざまのバイトに狙いは間違っていないと確信。やっぱりボトムだ。
ただここからバイトが遠のきます。一通り岸壁際をテクトロで探りきりましたが、ショートバイトが1回あっただけ。
狙いは間違っていないはず。だとすると付き場が違うのか?そう思いVJ-16をやや沖目にキャストし、底の落ち込みを狙うことに。ただカケアガリを舐めるようにリトリーブするのは難しいので、ボトムノックで探っていきます。着底後、ロッドを控えめに煽って小さめのアクションでボトムからあまり離れないよう探っていきます。すると3投目。ロッドを煽った際に違和感を感じたためフッキングするとグン!とロッドが弓なりに曲がりラインが一気に出されドラグ音が鳴り響きます。かなり強い引きに胸が高鳴ります。何とかファーストランをいなし、ドラグを少し締めこみ寄せに入ります。近くにストラクチャーがあるため、少し強引に浮かせに掛かりますが相手もさることながら抵抗を続けます。手元に伝わる感覚的にシーバスではないと直感。ある程度寄せ、足元でしっかり弱らせたうえ、無事ネットイン。
ネットを引き上げて驚きました。キビレではなくチヌでしたが、カナリ厚みがあります。これはデカイんじゃないの?とネットから出してメジャーを当ててみます。メジャーを伸ばし、何度も確認。ピッタリ50センチの年無しチヌでした。
フックはリアフックが口元に、フロントフックは鼻先にしっかり掛かっていました。
フロントがダブルフックでもこんな感じで掛かればバレる心配はなさそうです。
年無しチヌの登場は外道とはいえ嬉しかったですね。
先日食べたキビレが美味かったこともあり、このチヌも食べてみたい欲求に駆られてしまい、キープすることに。ひとまずストリンガーに掛けておきます。その後Twitterで状況報告をしつつ気持ちを切り替えた後に再開。引き続きボトムの変化を探ってみましたが続くバイトは無し。そのため、戻りながら岸際にショートキャスト。巻き上げるような形で誘っていくと、ピックアップ直前にシーバスが喰いあげてきましたが、残念ながらフックアップには至らず。口を大きく開けて突っ込んできたシーバスはVJ-16を喰う直前で反転し消えてしまいました。
その後7時30分まで探り続けましたが、反応が得られず。ここで納竿とし仕事に向かいました。
久々のデイゲームをPB-13で攻略!
仕事が早々に片付いたため、14時に退社。再び朝マヅメと同じポイントへエントリー。
風も弱く、日差しもこの時期としては強め。朝マヅメと同じ服装では暑いほど。
潮回りは緩く上げ潮が効いている良いタイミング。水面を見ると何か小さなベイトが確認できますが、それが何なのかは特定には至りません。時折セイゴクラスがバイトしているようで、大きめの波紋が広がります。
まずは朝マヅメ同様、VJ-16をセットし岸壁際をテクトロで探ります。デイゲームなので、見切られないよう少し早めに歩みを進めますが、反応なし。表層からボトム付近まで探りましたが駄目。キビレすら喰ってきません。
水面には相変わらず小さなベイトが確認できます。そこでふと思いついたのがマイクロベイトパターンで活躍したコアマンPB-13。ひょっとして可能性あるんじゃないの?とルアーケースからPB-13を取り出しスナップにセット。これをVJ-16同様、岸壁際をテクトロでゆっくり探っていくと抑え込まれるような手応えを感じたため、ロッドを立て様子を伺うと重量感が伝わってきたのでスイープにフッキング!さらなる重量感にフックアップを確信。足元のエグレに潜られないよう慎重に弱らせ無事キャッチ成功。
自分でも信じられませんでしたが、予想が的中。PB-13にシーバスが喰ってきました。やっぱりデイゲームには強いですね。VJ-16を通したにもかかわらず喰ってきました。小ぶりなPB-13がマッチザベイトだったのでしょうか。ただフックが掛かっていたのは口の中ではなく外側。しかも下顎のあたり。フックサイズが小さいのでラフファイトではバラしていたかもしれず、運も味方していたようです。
サイズは55センチと時期的にはまずますなサイズ。
体表が黒っぽいのは居付きなのでしょうか。
久々にこのサイズのシーバスを釣ることが出来、本当に嬉しかったですね。
その後、一度シーバスのチェイスを確認しましたが喰うまでには至らず。色々試行錯誤しましたが駄目だったので16時を前に納竿としました。
釣行を振り返って
朝マズメの1時間と日中の2時間の計3時間の釣行でしたが、タイミングが良かったのか釣果に恵まれました。まさか2019年最初の釣果が年無しチヌと想像すら出来ない結果に今年一年の釣果が良くなりそうな期待感に駆られますね。
午後からのデイゲームでも予想通りの展開で良型シーバスをキャッチ出来たことは今後の自信となりそうです。
ここ数回の釣行でシーバスからの反応も増してきました。いよいよ大阪湾奥部にシーバスが戻ってきた感じですね。寒さも一段と増してきて辛い時期となりますが、これから釣果も上向いてくると信じ、引き続き大阪湾奥部を調査していきたいと思います!
お疲れ様でした。
チヌは体高と肉厚で見るからに年無しって感じでカッコいいですね。
シーバスも55センチとはこの時期で素晴らしい釣果流石です。
魚の撮影時ヒレをピンと張るコツとかってあるのですか?
すごく綺麗に毎度撮影されてますね。
有難うございます♪
チヌもこのサイズになると迫力が凄いです。なかなかのファイターでした♪
写真撮影時に特に何かしてる訳では無いので偶然だと思いますがタイミングよく撮影するのが大事なのかもしれませんね。