初心者アングラーに伝えたい立ち位置の話
Twitterのフォロワーさんとの釣行の際に思った事なんですが、普段あまり釣れないという方に見られた特徴のうちのひとつである「立ち位置」について書いてみたいと思います。この「立ち位置」を意識するだけで釣果が全然違ってきます。
前に出過ぎている
コレ。よく言われてる事なんですが、意外とコレを守れていない人が多いように思います。釣場に着いて用意出来たと思ったら、水際まで進んでキャスト…心当たりありませんか?サーフならともかく、大阪湾奥エリアでは御法度。その立っている足元にシーバスが付いている事もあるのに、いきなり水際まで行っちゃうとシーバスも逃げてしまいます。
また水際から一歩下がった位置で水面が見えない場所でも実は不十分だったりします。と言うのもアングラーから見る場合とシーバスから見る場合とでは、屈折率の問題でアングラーからは見えていなくともシーバスからは丸見えだったりするのです。
理想はロッド1本分程度水際から離れて足元からチェック。水際まで進むのはその後で十分です。足元のチェックはその場所にもよるでしょうが、動き出しが早くある程度ウエイトがあるルアーがオススメ。広い場所ならテクトロで足元を探るのが効率的です。ワタシがいつもテクトロから始めるのもこれが理由です。
影が水面に落ちている
これは前述の「前に出過ぎている」と同じような感じですが、水際から距離を取っていても日の射し方や常夜灯の位置によっては影が水面に落ちてしまうことがあるので要注意。これも当然ながらシーバスにプレッシャーを与えてしまいます。
常夜灯が背後にあるような場所では、しゃがんでキャストすると影が水面に落ちず、プレッシャーを軽減出来るでしょう。ちょっとした事が釣果の差に繋がるのです。
同じ場所でキャストを続ける
これもよく見かけます。いくら一級ポイントでも、ずっと同じ立ち位置で同じ場所にキャストを重ねてもシーバスがスレてしまうだけ。ルアーチェンジもせず、同じラインを通すことでシーバスにルアーを見切られてしまいます。
ワタシが心掛けていることは、キャストした後に少しだけ横移動すること。1歩移動するだけで十分です。その1歩でルアーの起動が変わり、シーバスの目を引くこととなるはずです。キャストする方向や飛距離、カウントダウンさせる時間も変化をつけると良いですね。明らかに釣れるレンジが分かっている時は別ですが、それでも何度となく同じレンジを攻めるよりも、変化をつけて目線を変えてやることがスレの軽減に繋がると考えてます。
最後に
今回紹介した3つのポイントを守るだけで、釣果は確実に伸びると思います。特に大阪湾奥エリアは護岸の足元にシーバスが居ることが多く、立ち位置が与える影響は大きいと思っています。
アングラーも多く、スレ気味な大阪湾奥シーバスを確実にキャッチするためにも、参考にしていただければ幸いです。
おはようございます。
そして、ランカーシーバスおめでとうございます!
コメントのタイミング逸しちゃいましたが、ちゃんと、こもちっく(セミ)プロが80を上げられた記事を読んでました。うらやましい限りです。
そして、今日更新された記事も、私みたいな初歩アングラーには目から鱗、改めて考えさせられるお話でした。色々とこれからも発信していただきたいものです(料理ネタもお願いします)!
寒いですが、セミプロに近づけるように私も頑張らねば!!
返信が遅くなりました(;^ω^)
ランカーシーバスの件、有難うございます。
ホント偶然ぽい感じでしたが嬉しかったです♪
立ち位置の件はホント重要なのに意外と見落としがちなところなので、これを意識するだけで釣果は全然違ってくるはずです。足元で釣れることが多い大阪湾奥エリアは特に効果的ですので是非実行してみてください♪
今後も好評であれば初心者さんへのアドバイス的な記事も書いていければと思います。