冬本番!狙い通りにシーバスを釣り上げた話
最低気温が2度にまで下がってきて、まさに冬本番の大阪湾奥エリア。
流石に朝マヅメの冷え込む時間帯は人間的に厳しいので夕マヅメに狙いを定めた12月17日の釣行記。
教科書通り!冬のポイント選び
この日は日中は仕事でしたので、仕事終わりの17時30分からの釣行でした。
ポイントは大阪湾奥某河川。実はこの釣行で初めてエントリーする場所です。
何故このポイントを選んだかというと、護岸が西向きで南北方向に伸びており、北西風が強く吹く冬にはベイトが寄せられているのでは?という推測の元でした。予てより狙い定めていた場所でしたが、前日に西からの風が強かったのもあり正にチャンスと思いつつエントリーしました。
ルアーはお馴染みのコアマンVJ-22。大阪湾奥では万能なルアーでパイロットルアーとして重宝しています。
大潮の満潮前後といったタイミングでしたが、川の流れはまだ効いている状況で潮目もうっすら確認できるほど。
しかし狙いは潮目ではなく足元の護岸沿い。ベイトが季節風で打ち寄せられるのを待つのなら、護岸沿いがうってつけの場所。そのため、VJ-22を護岸沿いにショートキャストし表層を軽くチェック。流石に1投目からは釣れません。
南北に伸びる護岸は長いため、キャスティングよりもテクトロの方が効率が良いと判断し、テクトロに切り替えます。ショートキャスト後、数秒待ってから上流に向けて歩きはじめます。歩く速さは普段歩く程度の速さでリトリーブスピードとしてはやや遅め。中層を狙うイメージです。すると15mほど歩いた所でロッドが押さえ込まれるようにティップが入り、一瞬根掛かりかと思ったものの次の瞬間にはロッドティップは更に引き込まれます。これをスイープにフッキングするとシーバスらしき魚信が伝わってきますが、意外と簡単に寄ってきます。あれ小さいのかな?と思いきや浮いてきてから急に暴れだしました。ひょっとすると釣られていたのに気付いてなかったのかもしれません。
足元の護岸は浅くはないものの足元が少しえぐれているため、潜られないよう浮かせつつロッドワークで弱らせます。何度かドラグ音が鳴り響きますが、無事キャッチ成功。
フックを外そうとするもVJ-22が見当たりません。
よく見れば口の中にスッポリ収まってました。
丸呑みされたVJ-22を何とか外し計測。
思ってたよりも大きく56センチありました。
約1ヶ月ぶりのシーバス。サイズもこの時期にしては良型と言えるかな?
釣り始めてから僅か数分で結果が出てしまいました。上出来です。
しかし偶然居合わせた居付き系かもしれません。
テクトロを再開する前にリーダーをチェック。流石に丸呑みされていたのでリーダーが傷んでいました。傷んだ部分をカットし、スナップを結び変えつつ場を休ませます。自分自身にも落ち着きが戻ったタイミングでさっきと同じようにテクトロを再開。
しばらく歩き進むとコンとショートバイトらしい感触が伝わってきました。一旦そこで足を止めルアーを回収。キャスティングに切り替え誘いますが喰ってくれません。そこで少し戻ってテクトロを再開。ショートバイトがあった場所から更に歩き進むとグン!とロッドティップが入ります。素早くロッドを煽ってフッキング。今度はグングン下に潜ろうとします。そこでリールを巻きつつ自ら歩み寄って距離を詰めます。VJ-22は掛かりどころが良ければバレにくいですが、口の外側に掛かってしまうと案外バレやすく気が抜けません。シーバスの泳ぐ方向を判断しながらロッドの向きを変え、慎重に浮かせつつネットイン。
しっかり喰ってくれていたので口の内側の柔らかい部分にガッチリ掛かっていました。これだとバレにくいですね。
こちらもそこそこの良型。ベイトをたらふく喰っているのか腹回りの厚みが凄い。
サイズは52センチとややサイズダウンながらも腹パンパンなナイスプロポーション。カッコいい魚体でした。
リリースしネット等を片付け数分後にテクトロ再開。
すると数メートル歩いた先で再びグン!連発です♪
今度は比較的早く浮いてきましたが、下流側へドンドン泳いで逃げようとするので、私も下流側へ追いかけながら距離を詰め無事キャッチ成功。
サイズは45センチ程と更にサイズダウンですが、まさかの3連チャンに自分でも驚きました。ここで自分の予想が正しかったと確信しました。ベイトを追い求めてシーバスが群れで居ると。狙い通りに釣れると言うのは本当に嬉しいものです。
このシーバスに別れを告げ、しばし余韻に浸りつつtwitterを更新。
ヤバイ3連荘! pic.twitter.com/LelojD8lTK
— こもちっく (@komochick) 2017年12月17日
たくさんのイイね有難うございます♪
落ち着いた所でテクトロ再開。しかし南北に伸びる護岸の北の端まで来てしまいました。そこで下流へ向かって折り返します。すると2匹目が釣れた場所付近でコン!と小さめのバイト。これもしっかり乗ってくれました。ただ手応え的には小さそうで、直ぐに浮いてきました。目視でも抜き上げ可能と判断できたので、そのままぶっこ抜き。
写真を撮る瞬間に跳ね上がってしまったため、メジャーはズレてますが42センチありました。
小さいながらも腹回りが凄い。何を食べてここまで大きくなっているのかは腹を割かないことには判りませんが、この日はキープする予定は無かったので真実は不明です。推測ではカタクチイワシかな?
このシーバスを釣り上げたのが18時15分頃。その後テクトロでは反応が無くなったので、キャスティングに切り替え、沖向きにキャストしたり色々試しましたが、ショートバイトが1回あったのみ。潮回り的にも下げ潮が効き始め、まだまだ釣れそうな雰囲気がありましたが、嫁さんからのLINEで帰宅を余儀なくされ18時30分に納竿となりました。
釣行を終えて
今回はセオリー通りに予想したポイントで1時間足らずの間に4匹釣ることが出来ました。
私の読みは正しかったようです。と言うか私がリスペクトするコアマン代表の泉さんの著書「シーバスノート」にも書かれていた冬のセオリーですので、私が正しかったというのが言い過ぎかな?(;^ω^)
また釣れたのは全てVJ-22のテクトロです。テクトロは護岸沿いを一定のレンジで探るには本当に効率が良く、ハマった時の威力はヤバイです。
冬の狙い目は北西風が打ち寄せる湾奥エリア。
間違いない!
今回セットしたアルカリシャッドのカラーはこちら♪