100均素材で安物クーラーボックスの保冷能力を飛躍的にアップさせる方法
※この記事は2017年5月6日に公開した内容をリライトしたものです。
2017年の5月連休で時間を持て余している時に某ブログ記事で知ったクーラーボックスの改造をうちにあるクーラーボックスにも実施してみた結果、飛躍的に保冷能力がアップしたので、その方法について書いてみたいと思います。
コーナン製クーラーボックスが性能アップ!
まず改造ベースとなるクーラーボックスがこちら。
ホームセンターのコーナンで購入した3000円弱の安物です。流石にこの価格帯だと保冷能力は期待できず、夏場は氷が溶けるのが早いため、丸一日の釣行だと途中で氷を買い足さないと駄目でした。今回行う改造の概要は、内部の断熱材を追加することで保冷能力を上げるというもの。使用する断熱材は100均で入手しました。
アルミ押入れシート。100円均一ショップのフレッツで購入しました。この他にもガムテープが必要ですので、自宅になければ併せて購入しましょう。このアルミ押入れシート、表側がアルミ素材で裏面が薄手のウレタンシートになっています。
厚さは1ミリほど。これを断熱材としてクーラーボックスの内部に仕込みます。その手順ですが、まずはクーラーボックスを分解します。このクーラーボックスは接着剤が使用されておらずハメコミ式のため、このように簡単に分解できます。
誤って割ってしまわないよう、慎重に隙間を作って分解します。内側パーツの白い部分を内側に押しながら引っ張ると外しやすいかと思います。画像では蓋が付いたままですが、先に蓋を外したほうが分解しやすいですね。蓋もハメコミ式で内側から外側に力を掛けると外れます。内側パーツが外れると、外側パーツに断熱材として使用されている発泡スチロールが確認できます。これを外して厚みを測ってみたところ、厚さは1センチほど。
分解した際の感覚から考えてもケース内の隙間は結構ありそうな感じ。この隙間が断熱性能を損なう原因となるため、隙間を埋めるべく購入したアルミ押入れシートを内側パーツの外側に巻きつけていきます。
適当な大きさに切ってガムテープで止めていくだけです。素材が薄いので、今回は2周巻きつけました。先に外周を巻きつけ、最後に底部にも貼り付けました。底部も2重に貼り付けてます。
アルミ押入れシートを貼り付ける際には、再度組み立てる際に引っ掛からないように出来るだけシワにならないように巻きつけます。あとはこれを元通りに組み立てるだけ。当然ながらアルミ押入れシートを巻き付けたため組み立てにくいですが、優しく押し付けながら組付けてください。無理をして外側ケースを割らないように気をつけながら、しっかり押し付け内側と外側のケースをカチッとハメ込めばOKです。
続いて残った材料で蓋にも同じように施工していきます。蓋もハメコミ式ですので、上手く隙間を作って分解していきます。
蓋は外側パーツ、断熱材の発泡スチロール、内側パーツに分解されます。今回は発泡スチロールにアルミ押入れシートを巻き付けるような形で貼り付けていきました。
蓋側もアルミ押入れシートを二重に貼りました。これを元通りに組み立て、本体に蓋を取り付ければ作業完了です。完成後に蓋がしっかり閉まるか確認しておきましょう。断熱材を追加したことでケースが変形し、蓋の閉まりが悪くなる可能性もあります。もし閉まりが悪くなった場合は、本体側の組合せ不良かもしれませんので、再度チェックしてみてください。
気になるその効果は!?
この改造を施工後、クーラーボックスを使用してみましたが、保冷能力は改造前と比較すると飛躍的にアップしていました。先日は5月でも夏日を記録するほどの気温の中、クーラーボックスに氷を入れて車の中に積みっぱなしにしてましたが、いつもならカナリ溶けている氷があまり溶けていませんでした。感覚的には溶けるペースが半減しているように感じました。
元々が3000円足らずで買えるクーラーボックスですので保冷能力に期待は出来ませんでしたが、改造後は真夏の使用にも十分耐えられそうです。わずか108円で実施できるこのクーラーボックスの改造。是非とも試してみてください♪
こんにちは(*゚∀゚)っ
この記事って前にも載せてませんでしたか?
同じクーラーボックス使ってて真似した記憶があるのですよ(笑)
こもちっくさんのブログやったことは覚えてませんでしたけど(笑)
改造したものの、ただの収納ボックス化としてますが(笑)
これは2年前に書いた記事をリライトしたものですね。時期的にもまた読んでもらいたかった内容なもんで。一言で言えばネタ不足気味ってことです(;^ω^)