晩秋の大阪湾奥エリアで良型シーバスを釣った話
11月10日の夜明け前の釣行記です。
訳あって2週間ぶりの釣行となりましたが、絶対釣期の11月の新月周りに良い釣果を出せるよう出撃しましたが、何とか良型シーバスをキャッチすることが出来ました。今回はそんな話です。
11月の絶対釣期を逃すな!
去年も11月の新月周りで良い思いをしていたこともあり、本当であれば大潮だった11月6日から9日までに間に出撃したかったのですが、平日だったこともあり見送らざるを得ず、何とか時間を作ることが出来たのが大潮後の中潮の11月10日の朝までの間。前日は早々に床につき、午前2時に目覚ましをセットするも気持ちが早って午前1時半に目覚めてしまい、そのまま準備を進めて出発。最初のポイントに着いたのは午前2時過ぎ。準備を進めていると少し離れた場所に車が止まりました。どうやらアングラーなようですが、先に私がポイントにエントリーしたのを見て帰られました。タッチの差でエントリー出来たことにホッとしつつルアーケースを開けます。
水面を観察しながら投入するルアーを考えます。
見た感じベイトの気配もありますが、それがイナッコなのかカタクチイワシなのか判別が難しく、とりあえずいつものコアマンVJ-16からスタートすることに。時間的に潮位が低いこともあり、表層からチェックしていきます。ベイトが溜まる場所を通してくるも反応無し。明暗部の境目も駄目。少し離れた淀みにもキャストするも反応がありません。そこで立ち位置を変え、アップクロスにキャストし流れに乗せるようにスローに巻いてくるとクン!と軽めのバイトが出ました。元気に水面を割って抵抗してくれますが、見えた魚体はそれほど大きくなく、そのまま抜き上げちゃえと思ったら案の定、足元でポロリ(;^ω^)
フックサイズが#10のVJ-16で抜き上げは駄目ですね・・・反省。
引き続き同じように狙ってみるも続くバイトは得られず。
目先を変え、足元の護岸沿いの下流側にキャストし、ボトム付近をテクトロで誘ってみますが潮位が低かったのを考慮出来ておらず根掛かりさせてしまい大事なVJ-16をロストしてしまいます(´・ω・`)
気持ちを切り替えリーダーを結束し直していると、流れが緩くなり、ベイトの気配も無くなってきました。時合終了か?と思うほど雰囲気が無くなりましたが、シーバスは居ると自分に言い聞かせ、アピール力の高いシードライブをセット。静まり返る水面にキャスト。着水音が響きます。スローに巻いて明暗部の境を通してくると急に手元に重量感が伝わり、ロッドが撓ります。身体が反応し、ロッドを煽るとドラグ音が鳴り一気にラインが出されていきます。
ドラグを締めて無理に寄せることはせず、逃げる方向に横移動しながら間合いを詰め、徐々に寄せますが、なかなかのパワフルファイターで足元での抵抗が続きます。加えて流れの強い場所なので苦戦しつつネットを下ろしますが、ネットインしたと思ったのに、よく見ればフックがネットに絡まりシーバスがネットに入りきっていません。ネットを入れ直すことも無理だったため、勢いに任せてそのままネットを引き上げ強引にキャッチ。
フロントフックがネットに絡まってしまってますが、リアフックがガッツリ掛かっていたため、キャッチすることが出来ました。間一髪でした。フックを外し測ってみると60センチちょうど。体格のいい綺麗なシーバスでした。
ベイトが見当たらない状況でのシードライブ投入は正解だったようで。
S字を描くシードライブの動きに思わず反応しちゃった感じでしょうか。
シードライブは釣った感が大きく本当に嬉しい1匹となりました。
その後しばらくポイントを休ませ、再度狙ってみますが二匹目のドジョウは居なかったようで。ベイトの気配も無いままなので移動することに。
次のポイントもここ最近好調な大阪湾奥某河川。
到着し本命ポイントまで移動しながらコアマンVJ-22を使ったテクトロで探っていきます。潮回りは上げ潮に変わっているはずですが、潮位はまだ上る途中で普段より低め。根掛かりさせないよう注意しながらテクトロしますが駄目。
本命ポイントに到着したため、静かに歩み寄り、VJ-22をショートキャスト。一旦ボトムまで沈めてから巻き上げるとコン!とバイトが出たもののフックアップに至らず。
逸る気持ちを抑え、一旦Twitterで状況報告しつつ気持ちを落ち着かせます。
数分経った後、同じ場所に同じようにVJ-22をキャスト。同じようにボトムまで沈めて巻き上げるとゴン!今度は勢いよく喰ってきました。一気にラインが出されますが、今度の場所は近くに係留ロープが垂れ下がっているので、ややドラグを締め込んで巻かれないよう強引に引き離します。何とか主導権を握ることが出来、何度かの突進をこらえてネットイン成功。
キャッチして驚きました。結構デカイ。
メジャーを出して測ってみたところ、69センチ。何度も70センチに届かないか?と測り直しましたが、シーバスのデカイ尻尾で顔を叩かれただけで69センチ止まりでした。
ここ最近の釣行でシーバスの付き場は解っていました。
しかしこんな良型が付いていたとは思ってもおらず、驚きました。ラッキーでしたね。
たらふくベイトを喰っているのか体格もよく綺麗なシーバスだったため、キープすることとし、ストリンガーに掛けておきます。その後、数箇所あるポイントを打っていくも反応無し。2週間前まで大量に居たサバやタチウオも喰ってきません。
そこでルアーを小型バイブに変更。ルアーサイズを下げ探ってみます。するとストラクチャーにタイトに通した際にコン!と軽い手応え。喰ってきたのは40センチに満たないシーバスでした。
サイズは小さいながらも3匹目となる釣果に少しホッとしました。
Twitterをチェックしてるとフォロワーのおまつさんからメッセージが届いていて、こっちに向かっているとのことで程なくして到着されました。缶コーヒーの差し入れをいただき、しばらく談笑。その後最後の場所へ移動して一緒に竿を振ることに。移動前にキープしておいたシーバスを持っておまつさんに撮ってもらいました。普段単独釣行なもんでブツ持ち写真が無いもんで(;^ω^)
魚を大きく見せる持ち方って難しいですね。上手く撮ってる人には感心します。
シーバスを持ってヌルヌルする手をティッシュで拭きながら次のポイントへ車を走らせます。
3箇所目は私のホームポイント。段々と明るくなってくるタイミングでマズメの時間帯が終わろうとしている状況でした。おまつさんは私に遠慮してか、それとも私のお手並み拝見というところなのか、私に先行を許してくれました。そこでこの場所での狙い方やシーバスの付き場を説明しつつテクトロしていくとコン!
20センチに満たないシーバスが釣れちゃいました。
このサイズが釣れちゃうってことは良型シーバスは既に居なくなっていると判断。時間も7時を過ぎていたため、納竿としました。
釣行を振り返って
2週間ぶりの釣行でシーバスの居所がどうなっているか不安でしたが、杞憂でした。
昨年の実績を踏まえつつ向かった先で良型シーバスを複数キャッチ出来たことは、これまでの釣行の成果だと考えると頑張ってきて良かったと思いましたが、欲を言えばもう少し大きなシーバスが釣りたかったところです。
年間を通じ、11月のこのタイミングが一番大型シーバスに巡り会えるチャンスだと考えてますので、時間を捻出し出撃していきたいと思います!
お疲れ様です。
自分はいつも平日の夜中なんでアングラーに出会うことは少ないですね~
平日休みの特権です(笑)
自分もVJロストした分楽天で補充しましたよ(笑)
VJってよく、フックを背負うんですが、使い方悪いんですかね?
この時期は特に人が多いですから釣れてる情報が出回ると大変です(;^ω^)
それでも何とか結果が出せたので良かったですね。
vj-16。確かにエビりますね。
着水前にフェザリングしてライン放出量を減らしたり、キャスト時にルアーが回転しないよう気をつけたりしてますが、それでも時々エビるのである程度は仕方ないと割り切ってます(^_^;)