岩国市某河川でもVJ-16に助けられた話

2月6日の釣行記です。場所は山口県岩国市の某河川。仕事のついでに出撃したんですが、初場所ながら何とか釣果を得ることが出来ました。

仕事と趣味の両立に成功!

実は仕事で2月5日に広島への出張がありまして。そのついでに山口県岩国市に住む祖母の家に遊びに行こうと言うことで6日は有給休暇をいただき、タックルを準備して一路広島へ。仕事を片付けた後は祖母宅へ。一泊して昼前に祖母宅を離脱し釣りに行くことに。

これまで何度も帰省していますが、本格的にシーバスタックルを持ち込んだのは初めて。そのため何処に行けば良いのかすら分かりません。そのため、釣りはオマケ程度に考え、まず行ってみたかった岩国米軍基地の飛行場を見に行くことに。GoogleMAPで調べた結果、三角堤防と呼ばれる場所に行けば飛行場を見れると分かり、向かってみました。

幸運にも当日は米軍と海上自衛隊の飛行訓練が行われており、戦闘機が間近で飛ぶ姿を見ることが出来ました。あまりの迫力に圧巻でした。

一通り訓練飛行を堪能し、本命の釣りにシフトすることに。ふと近くの堤防を覗き込むと下に降りる階段を発見。潮位も下がり始めており、下に降りて釣りが出来そうです。何も分からないまま、ここにエントリーしてみることに。

とりあえず開始!

場所は最河口部で護岸沿いは石積みがされているものの、数m先で砂地になっている様子。風はやや向かい風でそれほど強くは吹いていませんが、時折飛沫が上がる程度。水質はクリア。昼前まで降っていた雨の影響は無く綺麗。曇天なので綺麗に見えないのが残念。こんな状況で最初にセットしたのはコアマンIP-13。ベイトが何なのか分かりませんが、大きなベイトは居ないだろうと予測し、小さいシルエットながら強い波動とフラッシングが期待できるIP-13をチョイス。

GoogleMAPの航空写真を見て地形変化を推測し、場所を絞ってキャストを重ねます。まずは表層から。ロッドを立て、早めのリトリーブで探っていきますが、ベイトに当たる感触すらありません。徐々にレンジを下げ、ボトムに着底させてから巻き上げる等、様々なレンジを刻みつつ、角度や立ち位置を変えてキャストしていきますが、反応が得られません。

夕食までには帰ると嫁さんには伝えていたため、釣行時間は限られています。そこでワタシのフェイバリットルアー、コアマンVJ-16に変更。これで駄目ならシーバスは居ません。

困ったときのVJ-16!

カラーはキビナゴイワシ。綺麗な水の色に合わせてみました。これをIP-13同様、各方位にキャストしていきますが、生命反応は感じられません。うーんエリアが違うのか?そう考えながら、ふと上流の方を見ると、対岸側でカモメが何匹も水面付近で騒がしく飛んでいます。何らかのベイトが居るのかもしれない、そう思って少し上流へ移動することに。

移動途中に小さな漁港を発見しましたが、漁港内は立入禁止の看板があったため釣りは出来ません。しかしその近くの堤防を覗き込むと、水面まで降りられそうです。辺りを見渡すと、水没している導流堤が見えます。その付近にはチヌらしき魚影も数匹確認できました。チヌが居るならシーバスも居るはずと考え、ここにエントリーすることに。

まずは見えチヌへアプローチしようと水面から距離を置きつつ、ショートキャストでチヌが泳ぐ場所へキャスト。見切られないよう、やや早めに巻いてくると1匹のチヌがVJ-16を追いかけ、コン!と喰ってきたものの、見えていたために身体が勝手に反応してしまい、フックアップには至らず・・・。その後何度か同じ場所にキャストしますが、さっきまで見えていたチヌは散ってしまったようです。

折角のチャンスを物に出来ず残念でしたが、気を取り直し今度は漁港に繋がる水路をチェックしていきます。ここは少し水深があり、釣れそうな雰囲気はあるものの、潮の流れは導流堤に阻まれイマイチ。キャストを重ねますが反応なし。

改めて川面をチェックすると、石積みからコンクリート護岸へ変化する部分があり、そのコンクリート護岸は水没していて、水中で底まで垂直な壁になっているようです。この壁際も狙い目だと思い、平行にリトリーブ出来るよう立ち位置を変え、上流側から下流に向けてキャスト。やや表層を水没した護岸沿いに引いてくると後ろからチェイスしてくる魚影を確認。「チヌや。喰え、喰え!」と念じながら巻いてくるとピックアップ寸前にゴン!

喰った!追ってくる様子から食う瞬間まで丸見えだったのでテンションMAX!しかし足元は苔がついた石積みが続くエリア。足元も不安ですが、石積みにラインを擦られては一撃でラインブレイク。気もドラグも緩められません。ロッドワークで一気に浮かせ、水面付近でのやり取りで体力を奪いネットイン。

流石VJ!頼りになるわ。

キャッチした瞬間、小さくガッツポーズしてしまうほど嬉しい1匹。VJ-16をしっかり喰っていました。もうコアマン本社のある魚崎には足を向けて寝られないですね。

チヌもたまらず喰い付く魅力

サイズは40センチちょうど。本命のシーバスではないにせよ、初場所で良型チヌをキャッチ出来たことは本当に嬉しかったですね。

40センチ!

魚体を見ると、黒鯛とは言うものの、大阪で釣れるものと比べやや赤っぽいように見えます。食べてるものが違うと色も変わるんですかね?肉付きもよく、食べれば美味しいのは間違いないのでしょうが、クーラーボックスを持参しておらず、キープ用のビニール袋も持ち合わせていなかったため、記念撮影だけして泣く泣くリリース。また次の機会には食べてみたいですね。

ドヤ顔スイマセン。

リリース後、残り時間も少なかったため、チヌを狙うべくADH+アルカリシャッドに変更。ボトムを取って探っていきますが、速攻で根掛かりさせてしまいラインブレイク。ちょっと残念な最後ですが、ここで納竿としました。

釣行を振り返って

事前情報が無い状態で適当にエントリーした場所でしたが、基本に忠実にストラクチャーにアプローチした結果、良型チヌをキャッチ出来たのだと思います。少しはこれまでの経験が活かせたのかもしれません。 いい勉強になりました。

今後の帰省にはシーバスタックルを積み込んで、次こそは本命のシーバスをキャッチしてみたいですね。機会を見て挑戦したいと思います♪

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

2件のコメント

  • こんばんは。
    そろそろ僕も釣りに行きたくなってきましたが、まだまだ寒くて外に出る気になれません(笑)
    来月辺りからスタートします~

    • どうもです♪
      寒さは防寒対策をしっかりすれば我慢できるんですが、いかんせんシーバスが居ません(;^ω^)
      そろそろ釣れ始める時期ではあるんですが、修行みたいな釣りになるのでキツイですよね。

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