3月23日の釣行記です。1週間のうち3回目となる大潮での釣行。過去2回はボウズだったため、3度目の正直と短時間勝負に挑んできました。あまり状況が良くない大阪湾奥。果たして！？

天候が味方した！？神風到来！

この日は仕事だったため、就業後すぐに支度を整えて17時30分よりエントリー。場所は大阪湾奥某都市型河川。通称「いつもの場所」。

潮回り的には上げ3分からのスタートで潮の動きもまずまず。水質も赤潮ではなく、やや濁りが入った感じで雰囲気は十分。早速いつも通りコアマンVJ-16をセットし足元をテクトロで探っていきます。表層からサッとチェックし、その後レンジを入れてボトム近くを探ろうとしたところ、根掛かりさせてしまい、外そうとしたところラインブレイク。釣行開始からわずか3分で頼みの綱をロストしてしまいました。私は普段から予備を持ち歩かないので万事休す。ラインシステムを組み直しながら、どうするか考えた挙げ句、ルアーケースに入れっぱなしになっていたあるルアーの存在を思い出して使ってみることに。そのルアーはコチラ。

ブロビスのハイブリッドスイマーです。VJ-16と同じような構造ですが、こちらはワーム部分が容易には取り外せないため、何となく使わずにいましたが、今回初投入してみました。軽く泳ぎをチェックしてみたところ、VJ-16とは違う泳ぎ。VJ-16はワーム部分がプルプルと小刻みに動く感じですが、ハイブリッドスイマーはルアー全体がウォブリングして泳ぐため、VJ-16との使い分けが出来そうな感じ。これは面白そうです。

そこでまずは岸壁際をテクトロで探っていきます。VJ-16より早めの足取りでウォブリングを感じながら歩き進みますが、反応なし。ふと気付けば風が強くなり始め、北風が強く吹き付けるようになりました。そこで北向きの護岸を確認すると風があたって波立っていたため、チャンスと信じてハイブリッドスイマーをショートキャスト。巻き始めると途端にドン！と伝わる衝撃に驚かされましたが、すぐに体勢を整え応戦。すぐ側にストラクチャーがあるため、巻かれないよう相手の泳ぐ向きを気にしながらロッドワークで一気に向きを変えて誘導し、無事キャッチです。

北風が吹き始めてすぐのタイミングでのヒット。シーバスのスイッチが北風によりONになった感じでしょうか。まさに神風到来です。ネットを覗き込んでもルアーがありません。ラインを辿ると口の中に繋げっています。もしかして？と覗いてみたところ丸呑みされていました。

ここまでの丸呑みは久々です。深いバイトがシーバスの喰い気を表していますね。ちょっと苦労しましたが、エラの方からプライヤーを入れて何とか傷をつけること無く外すことに成功。急いで計測すると55センチ程でした。

何とか釣果を出せ、ボウズ記録をストップできたのでいつも以上に嬉しかったですね。

このシーバスに別れを告げて再開。まだ北風が吹いていたため、コアマンPB-20やミニカリにルアーローテーションしながら誘いますが、続く反応はありません。日も暮れ、残された時間も30分程となりました。そこで目先を変え、常夜灯が効く潮通しの良いエリアに狙いを変更。再びハイブリッドスイマーをセットし、潮の流れを横切るように早巻きで誘うとドン！元気よくシーバスが飛び出してきてエラ洗いをします。無事耐えることが出来、徐々に足元まで寄せてきます。手応え的には50センチ弱かな？という感じで喰ってきた感じから、しっかりフックアップしていると思い、やや強引に寄せてきたところ向きを変えられた瞬間にフックアウト。やってしまいました(´・ω・｀)

雑なやり取りでバラしてしまったことを悔やみつつ、同じエリアを狙い直しますが、後は続かず。ルアーローテーションしても駄目だったので19時に納竿としました。

釣行を振り返って

この大潮で気合を入れて2日連続出撃しながらもボウズ続きだったので、今回こそ！と挑んだ結果、神風のおかげで何とかキャッチすることができました。本当にタイミングが良かったと思います。

またこれまで食わず嫌いで使用していなかったハイブリッドスイマーの魅力にも気付かされ、ひとつ引き出しが増えました。VJ-16との使い分けでこれまで食わせきれなかったシーバスも引き出すことが出来れば最高ですね♪

しかしVJ-16のロストは財布にも厳しく辛いですね。ちゃんとルアー回収機を用意しなきゃ駄目だと痛感。近い内にルアー回収機を作ってみようと思います。

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