揚げて食べれば美味かった話
先日7月14日に息子と一緒に釣りに行った際の釣果を美味しくいただいた話。息子はサビキ釣りで小サバと小アジを釣り、ワタシはシーバスを釣ることが出来たため、どうやって食べようかと考えた結果、とりあえず揚げれば何とかなるという結論に達しました。今回はそんな話です。
日清製粉から揚げ粉が有能すぎる!
息子がサビキ釣りで釣ったのは20センチ弱の小サバ5匹と15センチにも満たない小アジ4匹。流石にこのサイズでは刺身にするには小さすぎて無駄が多くなります。また丸揚げにして南蛮漬けにするにしては数が少ないので面倒・・・と言うわけで今回は頭を落として簡単に開いてフライにすることに。
しかしこれだけでは家族が十分に満足するほどの量には足りません。そこでワタシが釣ったシーバスも一緒にフライにすることに。まずはシーバスを解体していきます。
もうシーバスの解体は何度も書いていますので詳細は割愛しますが、このシーバスも体格がよく厚みがあって見た目にも美味しそうな感じです。まずは三枚おろしにし、半身は刺身でいただくため皮を引いておきます。皮を引くとその身が脂でテカってます。もう美味いです。
残りの半身は皮を引かず、フライにするために一口大の大きさにカットしました。あとはから揚げ粉をまぶして油で揚げるだけ。
小サバと小アジ、そしてシーバスをから揚げ粉で揚げたらフライ三種盛りの完成です。
小サバと小アジは過去に何度となくから揚げ粉を使ってフライにしていましたので、その美味さはいつも通りの美味さ。開いて揚げたので骨までサクッといただけるのが良いですね。シーバスは今回初めてフライにして食べたんですが、想像を超える美味さ。味はから揚げ粉の味なのですが、身がフワフワで衣のサクッとした食感と相まって旨味が引き立ちます。コレにタルタルソースを合わせてみました。完璧です。簡単に出来るのにここまでの美味さ。日清製粉最高です!
刺身もアラも美味しく完食
揚げて美味しいシーバス。刺身でもいただきましたが、これまた美味い。サッと塩水につけて臭み抜きをしているのもあって嫌な臭みは皆無。甘みを感じます。
シーバスは死後硬直してる間に捌くと3つに身割れしちゃうんですが、それを逆手にとり部位ごとに食べ比べるのも美味しかったり。一番背びれに近い部位は筋肉質でプリッとした食感ですが味は比較的淡白。一方腹身は脂が乗っていて食感も少しモッチリ感を覚えます。
翌日にも少し切り身を残しておいたのを刺身にしていただきました。一日冷蔵庫で寝かせたシーバスは旨味が増していて更に美味しく。人によっては1週間近く寝かせる人も居るそうですが、ワタシは食べたさが勝って我慢できず食べちゃいますねきっと。
アラも美味しくいただきます。今回は捌く際に骨に身が多く残ってしまったため、アラ炊きにしても可食部が多くて立派なおかずとなりました。子供たちもバクバクいっちゃってました。
これだけ大阪湾奥で釣ったシーバスを食べてきたワタシ。ひとつ言えるのは、ちゃんと調理すれば何処で釣ったとしても本当に美味しくいただくことができます。見た目が真っ黒でも関係ないですね。しかし今回シーバスのフライが美味しいのに気付けたのは新たな発見でした。今度はフィッシュ・アンド・チップスでも作ってみようかと思います♪