【釣行記】好釣果との情報の貝塚人工島に行ってきた結果
ここ最近すっかり朝晩が涼しくなり季節も秋へと移り変わっているようで、タチウオやサゴシの釣果も耳にするようになりました。そこで先日9月7日に有給休暇を取得し好釣果との噂の貝塚人工島へ出撃してきました。今回はその釣行記になります。
この日は最初からタチウオとサゴシに狙いを定めていたのと平日って事もあったので、朝マヅメに間に合えば良いやと4時に自宅を出発し、現地到着は5時。しかし既に少し空が明るくなり始めており出遅れた感じ・・・また驚いたことに駐車場はほぼ満車状態で1台だけ空いていたためギリギリセーフといった所でしょうか。何とか車も止めることが出来、準備開始。
平日なのに満員御礼!?
準備も整い、釣る気マンマンでクーラーボックスも下げて堤防に向かいます。
階段を上がって堤防を見渡すと多くの人で賑わっており、改めて驚きました。
外向きのテトラ帯も等間隔に釣り人が陣取っており、釣座を確保出来そうになかったので、北に向かって歩き進みます。途中、釣れているか数人の方に声を掛けましたが、夜通しタチウオ釣りをされていた方が数匹釣っていたのを聞いただけ。また目の前でヒットさせた方も居ましたが、ランディング間際にバラしてしまったようで何が掛かっていたのかは不明。駐車場からの階段から歩くこと12分。ようやく釣座を確保出来ましたが、既に朝日が昇り始めていました。
ここまで明るくなってくるとタチウオ狙いでワインドをするよりもメタルジグを投げた方が良さそうだと判断し、アシストフックを取付けたダイソーメタルジグでショアジギング開始です。
遠投し、底までフォールさせて着底後にシャクって誘います。
慣れないショアジギング。最初は力んでしまい疲れる一方でしたが、段々慣れてきて上手くシャクれるようになってきましたが、肝心のバイトは無し。シャクるレンジも色々試しますが、全く反応がありません。
そこでメタルジグからコアマンのVJ-16へ変更し、タテの釣りからヨコの釣りへ。
出来るだけ遠投し、ボトムまで沈めてからシーバス釣りよりも速めのリトリーブで誘います。
また着水後すぐにリトリーブして表層早巻きなども試しますが、これまた駄目。
太陽も登り、完全に朝マヅメの時間は過ぎた感じですが、周りを見渡してもひとりがツバスらしきのを1匹釣り上げただけ。噂と違うやん・・・と心のなかでボヤきながら、他のルアーも試していきます。とにかく遠投する必要があるので、飛距離が稼げるコアマンルアーズに頑張ってもらいました。IP-26、BC-26、PB-30。しかしどれを使っても反応なし。
ひょっとして岸際に寄ってる?と思い、VJ-16をテトラ帯にやや平行にキャストしてみるも、着底と同時にあえなく根掛かりしてしまいロスト・・・(´・ω・`)
ここで一気にテンションダウン。
時間は8時を過ぎており、周りの釣り人もどんどん帰っていきます。
そこで場所移動を決意。南側のベランダ側に行ってみました。
ベランダ側はサビキ釣りをされている方が数グループいらっしゃり、豆アジが釣れていました。少し離れた空きスペースに入らせてもらい、VJ-16をキャスト。するとピックアップ直前の水面付近で何かがチェイスしてきたのが確認出来ました。よく見ると細く長い魚体。どうやらダツみたい。それも数匹が水面を漂うように泳いでいます。再びその付近を早巻きで引いてくると、凄い勢いでダツが追っかけてくるのですが、喰う直前で見切られてしまいます。数分後には姿すら確認できなくなったので、また少し場所を移動します。
ベランダの最南端まで来てみましたが、潮の動きは良くなく、ルアーをキャストしても反応なし。
少し戻ってベランダの角から沖の潮目を狙うも、これまた無反応。メタルジグで底付近を狙うもエソすら釣れません。
このままココで粘っても駄目だと判断し、移動することに。
ホクシン裏はどうだ?!
今度は岸和田貯木場の近くの外向きの堤防。通称ホクシン裏。
灯台のある堤防の先端部の足元からチェックしていきますが、異常なし。
沖へキャストしても駄目。水質が良くないのか、ボラが跳ねた跡にできる気泡がなかなか消えません。ここも駄目っぽい感じです。諦めかけていたタイミングで向かい風が吹き始め、段々強くなってきました。これはベイトが入れば寄ってきてチャンスかも?と期待しながら、ルアーローテーションさせつつキャストを続けますが、反応なし。
ダイソージグに変え、沖の潮目へフルキャストし、着水したと思ったその瞬間。近くにベイトが泳いでいたのかバシャバシャとベイトが逃げ惑います。その直後かロッドに何か違和感を感じ、軽くシャクってみたところ何か引っ掛かった感覚が伝わってきました。そのまま回収してくると・・・
メタルジグのリアフックに20センチほどのサヨリが引っかかってました。
トレブルフックがザックリお腹付近に刺さっており、着水時に直撃したようで身が結構えぐれちゃっています。このままリリースしても駄目だろうと思い、キープすることに。食べて成仏してもらいます。
引き続きメタルジグでアチコチ探るも、次第に風が強くなり、雨も降ってきてしまいました。iphoneで雨雲レーダーを確認した所、しばらくすれば止みそうでしたが雨脚が強くなってきたため、一旦車へ避難。そのまま少しだけ車を走らせ小移動しました。
最後の砦、貯木場整理場へ
車を停める頃には雨も止んできたため、釣りを再開。
今度の場所は貯木場の整理場付近の堤防です。
ここはタコが良く釣れる場所だった事もあり、タコエギを付けたタックルも用意します。
堤防先端部に陣取り、タコエギを投げますが風が強くてラインが流され着底が分かりにくい状況でしたが、何とかボトムは取れそうなのでしばらくタコを狙っていきますが、タコすら反応がありません。
ふと足元に目をやると、誰かが釣り上げたであろうタコエギが放置されていました。
よく見るとピンクのオクトパスタップ。結ばれているラインにも見覚えが有ります。PEラインとリーダーの結束部を見るとビミニツイストにTRノットで結束されています。これ以前に私がココでロストしたものです(;^ω^)
久々の再開に複雑な気分になりましたが、流石にコレは再利用出来ないので、責任を持って処分することに。ついでなので付近に捨ててあったゴミやライン等も回収しておきました。
これで少しは徳が積めたかな?神様もきっと見ていてくれることでしょう。
この後もしばらくシーバスを狙うべくルアーをキャストしていきますが、全く反応が無いので、14時に納竿としました。
今回のまとめ
結局今回の釣果はスレがかりのサヨリ1匹のみ。
これを釣果とするのはどうかとも思いますが、釣られたサヨリが浮かばれないので釣果とさせていただきます(^_^;)
しかし大潮だったにもかかわらずイマイチな潮の動き、水質の悪さ。これがベイトを遠ざけ釣果に繋がらなかったのかもしれません。安易に釣れているという情報だけを頼りに釣り場を選ぶのは、結果的には駄目だったようです。
今日貝塚人工島で釣果を聞いてみたオッチャン、釣れてなかったようで今日はあきまへんなぁと言ったら「踊らされたわ…」とつぶやいてた。オッチャン、俺もやわ(´・ω・`)
— こもちっく (@komochick) 2017年9月7日
ホントこれ。
次は釣果情報に躍らされること無く、自分で判断して釣り場選びをしたいと思います。