【釣行記】台風一過の大阪南港に出撃した結果
先週末に日本列島を襲来した台風18号。
日本各地で猛威を振るい、被災された方々にはお見舞い申し上げます。
しかしながら私の住む大阪東部は台風が避けていったかのように殆ど雨も降らず、風も台風とは思えない程度でした。雨雲レーダーでも大阪だけ反応が無いほど。
さて台風の過ぎ去った9月18日の朝マヅメを狙い、大阪南港へ行ってきました。
台風の影響は?
現地到着は夜明け直前の5時過ぎ。
いそいそとタックルを準備。今回は8時までの短時間勝負と決め込み、シーバス狙いでコアマンのVJ-16からのスタート。実績あるルアーでサクッと釣ってしまおうという魂胆。
潮の流れはタイドグラフ的には下げ潮周りのはずですが、実際には上げ潮かのように沖側から湾奥部へ流れてきています。
まずは足元の岸壁際からチェック。
VJ-16を岸壁際ギリギリにキャストし表層から攻め、徐々にレンジを下げていきます。やる気のあるシーバスが居ればコレで大抵喰ってくるんですが、反応無し。
一通りチェックし終えた頃には徐々に明るくなってきて水面の様子も目視出来るようになりました。
水の色は台風前のような麦茶のような色ではなく、若干の濁りが入る程度の良い雰囲気。
潮の流れは依然として沖側から湾奥部へ流れており、風も同調していたため、風裏となる場所まで移動。ベイトが流されて溜まっていないか?と期待しながら沖向きにキャストしてベイトを探していきます。
テンションフォールでボトムまで沈める途中に、時々手元に何かに当たる感触が伝わってくるので、何らかのベイトは居そうな感じですが、まとまって居る感じでは無いようで。
ふと辺りを見渡した際に、水面にクルクルイワシを発見。最初は単発で確認したに過ぎませんでしたが、時間が経つにつれ、クルクルイワシの数が増えてきます。台風の影響で遊泳力の弱いカタクチイワシが湾奥部に流されてきているようです。
最終的には辺り一面のクルクルイワシ…
これは期待できるんじゃないの?と気合を入れ直し、ルアーチェンジしながらキャストを繰り返しますが、シーバスからの反応は無し。
やっぱり岸壁際か?!
そこで改めて岸壁際を再チェック。
コアマンのIP-26でボトムからの巻き上げ時にコツンとバイトらしきのが感じられたため、次のキャストでボトム付近のリフトアンドフォールで誘ってみたところ、ドン!と当たったかと思った瞬間ドラグが鳴り響きます。
緩めのドラグセッティングだったのもあり、勢い良くラインが出ていきます。少しドラグを締めてから追いアワセを入れますが、なかなかパワフルな引きに「こりゃデカイんちゃうん??」と期待しつつ慎重にやり取りしたのも束の間、浮いてきたのは…
ボラでした(´Д` )
スレがかりだったので良く引いたようで。
期待した俺の気持ちを返してと言いたいところですが、ボラに話し掛けても通じないので早々に海にお帰りいただきました。
引き続きキャストを繰り返すものの、時間切れとなり納竿。
今回の釣行を振り返って
台風の影響でカタクチイワシが入ってきてはいるものの、私が釣りをしていたエリアにはまとまった群れで入っては居なかったのかシーバスはお留守だったようです。
目に見える大量のクルクルイワシに惑わされ移動しなかったのも判断ミスでした。駄目なら移動する判断力が必要だと痛感した今回の釣行でした。
とはいえ各地では台風後に釣れている話を聞きますので、大阪湾内の水質は確実に改善され、秋の雰囲気を感じられるようになったのではないでしょうか。
秋のカタクチイワシパターンに期待ですね♪