ちょっとした変化をモノにした話

7月25日の釣行記です。この日は小潮で微妙な潮回りでしたが、3箇所ランガンして何とか良型シーバスをキャッチすることが出来ました。状況が良くなくとも、ちょっとした変化で喰ってくることが実感できた釣行でした。

少しでも流れが効く場所へ!

7月25日。大阪では天神祭が行われ、ド派手な奉納花火が打ち上げられる日ですが、ワタシは平日というのに釣りに行ってました。と言うのもいつもこのブログにコメントいただく、ゆうたさんが休みで釣りに行くとのことだったため、今回ご一緒しようと思い車にタックルを詰め込んで出勤し、定時退社後から合流して大阪湾奥部を釣り歩こうという事になりました。

ポイント近くのコンビニで待ち合わせをし、合流後に簡単に挨拶をしてから現地へと向かいます。到着時間は17時45分を過ぎた頃でタイドグラフでは干潮を過ぎ、ゆっくり上げ潮になるタイミング。この小潮でこの潮回りではあまり期待できそうにありませんが、まずは某運河をテクトロで探っていくことに。

先発はPB-13。

まずはゆうたさんに先行して貰うことに。ゆうたさんがコアマンVJ-16を使用されていたため、ワタシはコアマンPB-13で変化をつけて探ることに。しかし反応はなく、簡単には釣れはしないと教えられます。途中、ゆうたさんにテクトロする際のロッドの角度や立ち位置についてのアドバイスをしつつ、別のエリアでも探り続けますが駄目。早々に見切りをつけて次のポイントへ向かいます。

2箇所目はワタシがよく行く某河川中流域。日が暮れる直前に到着。水面を見渡すと岸際に結構な量のゴミが打ち寄せられているものの、川の流れは効いておらず釣れる雰囲気ではないことが明白でした。しかしゴミが打ち寄せられているのであれば、ベイトも寄っている可能性もあると考え、岸際を中心に探っていきます。ルアーはコアマンVJ-16。幾度となく絡みつく水草に嫌気を覚えながら、岸際へキャストし中層を巻いてくると小さめのバイトと共に生命感が手元に伝わってきましたが、すぐに水草同様の重量感しか感じられず。あれ?と思いながらルアーを回収してくると何かが引っ掛かっていましたが、よく見ると動いてる!?

ウナギでした。

引っ掛かっていたのはウナギでした。まさかVJ-16にウナギが喰ってくるとは。もう笑うしかないですね。写真を撮ってからリリースしましたが、27日が土用の丑の日だったのを思い出し蒲焼きにすれば良かったかなと少し後悔。その後もしばらく粘りましたが駄目なので移動することに。

3箇所目は某河川の運河合流部。護岸沿いは3m程度のシャローながら、流心部は水深もある場所。少しでも水の動きが期待できる場所と考えてのエントリーでした。ただ到着した時は潮の動きは弱くイマイチな感じ。そこで流心部ではなく、護岸沿いを打ち進んで行くこととします。足元のエグレにシーバスが潜んでいればチャンスは有ると考え、VJ-16で探り続けます。すると潮が少し効いてきたのか、緩やかな波のような流れが出てきました。これはチャンスか?と狙い続けるとコン!とバイト。喰ってきた後にグングンと潜って抵抗する相手に少し驚くも、慎重にやり取りして無事キャッチ。

貴方でしたか。

やっぱり。キビレだけは水温が高くなる今の時期でも元気にアタックしてきます。40センチ弱の綺麗なキビレでしたが、クーラーボックスを持ってきていないので再開を約束してリリース。すると程なくしてゆうたさんのロッドも曲がっています。駆け寄ってライトを照らしフォローすると良型のキビレが必死に抵抗を重ねていましたが、ゆうたさんに軍配が上がり無事キャッチされました。サイズは43センチとキビレとしては十分なサイズ。ナイスです♪

ここで一息つきながら場を休ませ、釣りを再開。VJ-16を岸際にショートキャストしながら打ち進んでいくと、着水と同時にグン!と重量感が手元に伝わり、不意をつかれてたものの身体は何とか対応していてフックアップに成功。足元までは早々に寄ってきたものの、ヘッドライトを付けると驚いたのか急潜航されドラグ音が鳴り響きます。足元のエグレに潜られてはラインブレイクしてしまうので、ロッドを突き出し必死に耐えてやり過ごします。何度も足元で抵抗する相手に早めのランディングが正解と判断。ネットを差し出し、一気にネットイン。喜びつつリールのベイルアームを起こしてラインをフリーにしてからネットを引き上げようとした瞬間、元気すぎる相手がネットから飛び出しファイト再開!!これには流石にビックリ。慌ててベイルアームを戻し、何とか対応。二度目のネットインはより慎重に行ったのは言うまでもなく。

元気すぎるやろぉ!

この元気すぎるシーバスくん。ルアーを外そうとするも見当たらず、もしやと思って口の中を見てみると丸呑みしちゃってエラにフックが掛かっちゃってました。幸い出血すること無く外すことが出来たので一安心でしたが、そりゃ何度暴れても外れへんわな・・・。

これはバレません。

側に居たゆうたさんが「撮りましょうか」と申し出てくれたので、お願いすることに。

ドヤ顔スイマセン

サイズは60センチちょうど。本当にパワフルなナイスファイターに敬意を評しつつリリース。すこし余韻に浸りながらTwitterで状況報告。その後少し移動してシャローエリアに狙いを変えます。根がかりしないよう、コアマンRJ-7に変更しスローに巻いて探っていくと、小さいバイトが連続して出ますが、回収するとアルカリシャッドだけ食いちぎられてます。こりゃキビレの仕業でしょうね。

もうちょっと食い込んでくれれば・・・

こんな風にアルカリシャッドを千切られるのを3回繰り返し、RJ-7では駄目だと再びVJ-16に戻します。しかしその後の反応は悪く、ゆうたさんがキビレを1匹追加するも、22時になろうとしていたため納竿としました。

釣行を振り返って

小潮でタイミングの良くない状況での出撃でしたが、少し潮が動き出したタイミングで反応が出だし、キビレと良型シーバスをキャッチすることが出来ました。ただ狙って獲った感じではなく、たまたま釣れたという感じではありますが、少しでも状況が良さそうなエリアを絞り込んだ結果が釣果に繋がったのだと思っております。

これから更に気温が上がり、水温も上昇するとシーバスの反応が極端に悪くなります。エリアを絞り込み、重点的に探っていくことで効率よくシーバスをキャッチしていきたいところです。

今年は岸ジギにも挑戦し、真夏を攻略していきたいと思います!

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

2件のコメント

  • おはようございます
    先日はありがとうございました
    シーバスを釣るにための攻め方教えて頂き勉強なりました
    今まで何気なく釣れそうなとこだなって場所で釣りをしていた自分に反省です
    また機会ありましたらよろしくお願いします

    • お疲れ様でした♪
      少しの差で釣果が大きく変わるのがシーバス釣りなので頑張ってください♪特に立ち位置は大事です(*^^*)

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