大阪湾奥で釣ったランカーシーバスが美味かった話

先日1月25日に大阪湾奥エリアでキャッチした80センチのランカーシーバスを2日にわたって食べた話。大きすぎる魚体に少し不安でしたが杞憂に終わりました。とにかく美味かった。

ちゃんと捌けばホント美味い!

今回いただくシーバスを釣った際のツイートには今日現在で630を超える「イイね」がつきました。釣った日の翌朝に見た際に皆さんからの祝福コメントに感動し泣きそうになりました。フォロワー以外の方々にも祝福コメントをいただきました。改めてお礼申し上げます。

さて人生初のランカーシーバスですが、記念にと思ってキープしたものの流石にデカイ。キッチンのシンクの大半を占める大きさに正直引きましたが、今回も美味しくいただくべく解体していきます。

これは手強そう。

まずは体表のヌルヌルを流水で洗い流し、ウロコを取り除きます。ウロコはペットボトルのキャップを使って擦るように取ると飛び散らずに取れるのでオススメ。ただしヒレの近くは要注意。キャップを手で持って擦るのでヒレが手に刺さりやすいです。ヒレ付近は通常のウロコ取りを使うのが安全ですね。

ウロコが取れました。

シンクの中に残っている白い物体はこのシーバスの口から吐き出されたもので大きさは15センチほど。既に消化されつつあるので詳細は分かりませんが、大きさから推測するとイナッコかな?しっかりベイトを食べていたからこの体格を保てたのでしょう。味も期待できそうです。

ここからはワタシの場合、先に頭を落としてしまうのですが、これが大変でした。画像に写っている100均で買った万能包丁で背骨を切るのは苦労しました。お陰でエラで右手を切ってしまいましたが、何とか頭を落とすことに成功。引き続き腹を割いて内蔵を摘出してきます。するとメスだったのか卵巣が出てきました。

お母さんシーバスだったようで。

この感じからすると産卵前ではなく産卵後かもしれません。産卵後のアフターシーバスだったとすると、釣った日のワタシの推測は正解だったと言えそうですね。なんて考えながら内臓を全て取り除き、しっかり流水で洗い流します。特に背骨付近の血はしっかり取り除きます。洗い終えたシーバスの切り口を見てみたところ、意外と血が回っておらず綺麗で脂のりも良さそうな感じです。

これは期待できそう。

ここまで来れば後は三枚おろしにするだけ。大きいので少し手こずってしまったため半身のうち少し身割れさせてしまいましたが、 無事三枚におろせました。アラも食べるので解体していきますが、その間に身を塩水につけて臭み抜き処理をしておきます。アラの解体が終わる頃には臭みも抜けています。

これで立派な食材です。

流石に80センチもあるシーバス、可食部が多かったですね。60センチ程度のシーバスと比較すると倍近くの身の重さを感じました。頭も大きく兜割りに苦労したものの、キッチンバサミで何とかカット出来ました。あとは調理するのみ。

臭みは皆無!しかし刺身は不向きかも?

調理方法は家族と相談の結果、初日は刺身とあら炊きとカマの塩焼きにすることに。そのため腹骨を削ぎ落とし半身の皮を引いて血合い骨を切り取りサクにします。あとは適当に切って盛り付けるだけなんですが、部分的ながら身が筋張ってるようで少し切りにくかったです。

筋張った身の味は如何に?

あら炊きはアラに塩を振ってもみ洗いし、少し置いておきます。その後に流水で洗い流してから鍋へ。これで湯霜にせずとも臭みは取れます。

あとは煮るだけ。

カマの塩焼きは電子レンジのオーブン機能を使って焼くことに。カマだけでは物足りないので、頭の半分と尻尾と腹ビレのところも一緒に焼くことに。こちらも焼く前に塩でもみ洗いしてから流水で洗い流し、水気を切ってから再び塩をして並べました。途中でひっくり返すため、裏側から焼き始めます。

まずは裏面から焼きます。

ここからは嫁さんに任せて出来上がりまで風呂に入って待つことに。上がって一息つく頃には出来上がってました。

シーバスのカマ焼きと兜焼き

塩焼きにしたカマは本当に美味しかったですね。一緒に長ネギを焼いたのもあってか臭みも感じません。フワフワ食感で旨味も十分。兜焼きも美味しかったですが、口の周りのゼラチン質な部分は塩焼きよりもあら炊きの方が美味しいかもしれません。しかし塩焼きは冷めてしまうと身離れが悪く食べにくかったですね。アラを綺麗に食べるのであれば、あら炊きが一番かもしれません。

シーバスの刺身

続いては刺身ですが、これまた臭みもなく美味しかったものの、釣りたてだったのもあり旨味は控えめ。あと1日は寝かせてから食べた方が美味しいと思います。筋張った身は食感が悪く感じるので、加熱調理が向いているかもしれません。刺身を作る際の半端な身はヅケにしてみました。こちらの方が身が締まって美味しかったですね。

シーバスのヅケ

あら炊きは安定の旨さ。口の周りや目玉のゼラチン質が美味いんですよね。腹骨に付く身もまた美味い。骨を取り除くのが面倒と思われるでしょうが、美味いんで我慢できます。ご飯にも酒のアテにも合うのが良いですね。

シーバスのあら炊き

翌日も残りの半身をいただきました。平日で仕事だったこともあり調理は嫁さんにおまかせ。仕事から帰宅するとタイミングよく唐揚げを揚げているところでした。

シーバスの唐揚げ

鶏の唐揚げと同様に醤油ダレに漬け込んで揚げているため、しっかり味がついていてサクッとした衣とフンワリとした身の食感が最高です。少しマヨネーズを付けて食べると完璧。ひとりで優勝してました。揚げることで筋張った身も全く気になりませんでした。お世辞無しに美味かったです。

唐揚げの他にアクアパッツァも作ってくれていました。ブロッコリーやプチトマト等と一緒に作られており、スープに旨味が凝縮されていて美味しかったです。

シーバスのアクアパッツァ

そんなこんなで2日間にわたってランカーシーバスを満喫しました。大阪湾奥エリアで釣った体色の黒いシーバスでしたが、塩水に漬けて臭み抜きを行ったこともあり臭みは感じられず、本当に美味しくいただくことが出来ました。ただ長生きしたランカーシーバスは若干身が筋張ったところもあり、唐揚げやアクアパッツァなどの加熱調理の方が美味しく感じました。

シーバスもランカーサイズにまで成長するのに10年位かかると言われているため、貴重な存在です。今回は人生初のキャッチということもあり記念に綺麗に写真に収めたいという気持ちもあってキープしましたが、今後は余程のことがない限りリリースするつもりです。

大阪湾奥ランカーシーバス、やっぱり美味しかったです♪

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

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