そろそろ夏の兆しが見えてきた話
溜まってきた釣行記を書かなきゃならないと思いつつ、なかなか気が乗らず、その間にも釣行を重ね、また書く内容が増えてしまうという悪循環ですが、書くネタがあるのも嬉しい話でして。
今回は6月24日の釣行記。いつもの場所をあえて避け、向かった先は大阪南港某所。そこで得られた結果は夏の兆しを感じられるものでした。今回はそんなお話です。
テクトロで反応無し!反応が得られたのは!?
当日は日曜日ながら仕事だったもんで、せめて出勤前に釣りに行きたいと思いタックルを車に積んで早めに家を出発。向かった先は会社にも程近い南港某岸壁。ここを選んだ理由は潮通しの良さとベイトの量。以前来た時に小さいベイトが大量に湧いていたのを確認していたため、それを狙うシーバスが居るのでは?との思いからのポイント選択でしたが、タコも狙えるスポットなため、両方共狙ってみようという思いもあっての選択でした。
現地到着は夜明け頃。まずは基本となる岸壁沿いのテクトロからスタート。
コアマンVJ-16をセットし岸壁ギリギリを引けるよう歩いていきます。
釣れるときであれば早い段階でシーバスからの反応が得られるはずですが、この日は駄目。レンジを変えつつテクテク歩くもバイトはありません。
ルアーを変えつつ岸際をショートキャストで丹念にチェックしていきますが、駄目。潮の流れがヨレる場所には小さなベイトが溜まっているのが確認できましたが、のんびり漂っているだけで、それを狙うシーバスは居ない様子。潮目の奥やベイトの群れの下など色々と考えながらキャストを重ねますが、全く反応が得られません。
日も完全に登り、時合も過ぎたかに思えた午前6時50分。
ルアーをコアマンVJ-22に変更し、テクトロで岸壁際を再チェックすることに。
ウエイトのあるVJ-22を使い、より深いレンジを速いテンポでチェックするためのチョイスでした。
岸壁沿いにショートキャストし、ボトムまでフォールさせ、歩き始めたその瞬間。いつもと違う違和感を覚え反射的にロッドを煽ったところ、手元にグンと伝わる重量感。着底だと思っていた感触はシーバスが喰ってきた証でした。
不意をつかれた形となりましたが身体が反応してくれたため、無事フックアップ成功。しばしのファイトを楽しみつつ無事キャッチです。
VJ-22がフォールする縦の動きに反応したようです。
フォールで反応してくるのは夏のシーバスのパターン。岸ジギが夏に効くのはその証左。
VJ-22はフォール中もアピール力が高く、縦の釣りにも効きます。去年の夏はVJ-16のフォール中に何度も喰ってきたこともありました。そろそろ夏の釣りを意識しなければならないかもしれませんね。
フックが口の横の柔らかいところにガッツリと絡まるように掛かっており、外すのに手間取ってしまったため、弱らせてしまったことから、キープして美味しくいただくことに。車に積んでいたクーラーボックスに入れて釣り再開。
しかし同じようにVJ-22でフォール中の反応に集中しながらキャストを重ねるも続く反応はありませんでした。
残り時間も少なくなり、折角なのでとオクトパッシングに挑戦。
タックルを入れ替え、オクトパスタップ3.5号をキャスト。丁寧にボトムを探ること数投目にモニュ♪
可愛いサイズですが釣れてくれました。
これからドンドン大きくなっていくタコも、そろそろシーズンインと言えるかもしれません。
ここで出勤予定時間となったため納竿としました。
釣行を振り返って
いつも通り足元の岸壁沿いをチェックしていきましたが、この日に反応が得られたのはテクトロではなくフォール中でした。先にも書いたとおり、シーバスも夏の動きを見せてきているようです。またタコも短時間でキャッチ出来たことからも、季節は初夏から夏に移行していると言えるでしょう。
去年の夏の釣行を振り返り、しっかり反映させ、好釣果を得られるよう頑張ります♪