VJ-16にキビレが好反応だった話
12月23日の釣行記です。
2週間以上間が空いてしまい、完全にシーバスの居場所を見失ってしまいましたが、去年の釣行実績を頼りにランガンしてきました。例年と比べ温かい大阪湾奥エリア。狙い通りに釣ることが出来たのか!?
今回はそんな話です。
去年の再現なるか?!護岸沿いを狙え!
2週間ぶりとなる今回の釣行。前回の釣行でもシーバスの居場所を見失っていて小さなシーバスやタチウオしか釣ることが出来ませんでした。そこで去年の今頃はどうだったのか?と自分のブログの過去ログから去年の12月17日の釣行記を読み返してみました。その釣行記はコチラ。
この時は短時間ながら護岸沿いのテクトロで良型シーバスを複数キャッチしていました。
今年も同じパターンが通用するのか?と確認の意味を込めて同じ場所に出撃してみることに。
現地到着は午前3時40分。
去年の釣行時は夕マヅメのタイミングで北西風も強く吹いた後でした。
今回は北西風も吹いておらず、潮回りも大潮の上げ潮周りで川の流れを打ち消す状況。川面を見ても流れのヨレも見えず水鳥が羽を休めているほど流れていません。見るからに厳しそうな状況でしたが、とりあえず去年と同じ狙い方で様子を見るべくコアマンVJ-16をセットし、護岸沿いをテクトロで探っていきます。
下流側から上流側へゆっくりテクトロで歩き進みますが反応なし。岸壁沿いにはまだシーバスは付いていないのでしょうか。そこでやや沖向きの潮通しの良いエリアやストラクチャー周辺に狙いを変えていきますが、こちらも反応がありません。ただ特定のエリアで小さいベイトに当たる感触を得られましたが、ベイトの種類まで特定するには至らず。辺りを見渡してもボイルも無いため、今はまだ時合ではないと判断。粘ってもプレッシャーを高めるだけと判断し早々に移動することに。
2箇所目は先月までタチウオが良く釣れた某河川中流域。
そろそろタチウオも居なくなってシーバスが入っているのでは?と思いながらポイント入りするも、潮の流れは緩慢でシーバスの気配はありません。常夜灯が照らすエリアを狙ってもタチウオすら喰ってきません。完全に狙いが外れました。
ここで湾奥エリアではなく、あえて港湾部となる南港エリアに行ってみることに。
湾奥エリアに居ないのであれば、その手前になる港湾部にひょっとすると居るかも?と淡い期待を寄せつつ向かってみるも、未だにタチウオ釣り師が多く、本命ポイントにはエントリー出来ず。空きスペースに入らせてもらい、護岸沿いや流れのヨレを狙うも駄目。これまた目論見が外れてしまいました。
ふと見上げると、間もなく夜が明けそうです。
そこで最初のポイントで感じたベイトの感触だけを頼りに再度入り直すことに。
明るくなりはじめた頃に再エントリーしてみると、潮位も上がり上げ潮の効きも弱まったのか下げの流れが出てきています。釣れそうな雰囲気です。期待を込めてコアマンVJ-16を岸壁沿いにキャストし、テクトロで探ります。するとコンとショートバイトが出ましたがフックアップには至らず。戻ってきたVJ-16はリアフックが絡まっていました。
改めて護岸沿いにキャストしテクトロ開始。しかし続く反応がありません。
そこでロッドワークで上下に動きの変化をつけます。ボトムまで沈め、軽くロッドを煽ってVJ-16を跳ねさせ、リフトアンドフォールでハゼの動きを再現させます。小移動しながら護岸沿いを丁寧に探っていくとゴン!と強めのバイトと共にロッドティップが引き込まれます。下に下に強烈に潜る手応えを何とかいなしてネットイン。
やっぱりキビレでした。しかも40センチはある良型。体格もよく色も真っ黒ではなく綺麗な銀色の魚体です。
シーバスでは無かったものの、ようやくキャッチできた獲物。嬉しい1匹です。
撮影を終え、リリースしようかと思いましたが、これだけ綺麗な魚体。ひょっとして食べたら美味いかも?と思い、これまでキビレはキープしたことが無かったんですがネタにもなると思いキープすることに。ライフジャケットの背面ポケットからストリンガーとフィッシングナイフを取り出し、エラを切ってからストリンガーで泳がしておきました。
身支度を整えキャストを再開。再び護岸沿いをリフトアンドフォールで誘っていくと、リフトからフォールに切り替わる瞬間にバイトが出るもフックアウト。VJ-16を回収しフックをチェック。少し鈍っていたのでフックシャープナーで研ぎ直しつつポイントを休めます。
気を取り直し、立ち位置を少し変えて同じ場所を狙うと程なくしてゴン!
再びキビレちゃんが釣れました。どうもキビレは高活性なようで。こちらも手尺で測って40センチ程の良型で綺麗な魚体。1匹持って帰るのも2匹持って帰るのも大差無いと考え、こちらもキープすることに。
時間を見るとそろろと帰らなければならない時間となっていたため、来た道を戻りつつテクトロしながらリフトアンドフォールで誘っていくと、続けてゴン!と喰ってきました。
リフトからフォールに切り替わる瞬間に喰ってきました。この日のパターンなのでしょうか。
少しサイズダウンの35センチ程。こちらは写真だけ撮ってリリースし、続けて同じ方向にキャスト。同じようにテクトロしながらリフトアンドフォールで誘っていくと続けざまにゴン!
連続ヒットに驚きましたが、本当にリフトアンドフォールが効いてます。縦の動きについ口を使っている感じでしょうか。これをリリース後、時間切れとなってしまったため、納竿としました。
釣行を振り返って
去年と同じ場所、同じアプローチで挑みましたが、シーバスからの反応は得られませんでした。
ただキビレだけは高活性でVJ-16をガンガン喰ってきました。これまたタイミングが良かったからかもしれませんが、リフトアンドフォールに好反応だったことから、今後の釣行に活かせそうな感じです。
もう少し季節が進み、北西風が強く吹けば大阪湾奥エリアにシーバスが帰ってくると思っています。
しばらくはキビレちゃんに遊んでもらうのも良いかもしれませんね。
ちなみにキープしたキビレちゃん。食べてみたらメチャクチャ美味しかったです♪
その詳細についてはまた後日書いてみたいと思います(*´∀`*)
どれもキレイなナイスサイズなキビレですね。
キビレでも釣れるとは羨ましいです。
早く春になって欲しい限りです。
今年は市内ばかりでしたが、来年は堺の方で色々ポイント探してみようと思ってます。
厳しい時期のキビレやチヌは癒しですよね(*^^*)
もう半月もすればシーバスも帰ってくるはず。あとは寒さとの勝負です(;^ω^)