澄み潮の天保山エリアをランガンした話

2月11日の釣行記です。この日は午後からのエントリーで大阪湾奥エリアをランガンしましたが、底まで見える澄み切った水質に苦戦しながらも何とか結果を出すことが出来ました。今回はそんな話です。

底までスケスケ!ベイトは皆無!果たして!?

本当は朝早く起きて夜明け前から釣りに行く予定でしたが、一旦目覚めたもののあまりの寒さに二度寝してしまい朝マズメの出撃は出来ず。この日は仕事でしたが、14時で終えて出撃となりました。

前回釣行から10日経っており、その釣行もバイトすら得られなかった状況でシーバスの居場所を完全に見失っていたため、どのエリアに出撃するか悩みましたが、とりあえずいつもの大阪湾奥某都市型河川へ行って様子を見ることに。

エントリーしたのは14時30分頃。曇天で風は弱め。潮回りは小潮で下げ3分位の良いタイミング。期待できそうです。まずはAPIAのLUCK-Vをセットし岸際に平行にキャストして探っていきます。岸際は浅いので表層を流すように探っていきますが反応なし。やや沖目にキャストしても駄目。

次に取り出したのは、いつものコアマンVJ-16。これをテクトロで足元のエグレに潜むシーバスにダイレクトにアプローチするべく、ややゆっくり歩きボトムスレスレを探りますが、これにも反応はありません。途中、アルカリシャッドのカラーチェンジを試みますが、結果は変わらず。付近にあるストラクチャー付近や流れのヨレもチェックしていきますが駄目。目視できるベイトも無し。早々に見切りをつけて移動することに。

次のポイントを何処にするか悩みましたが、最近行ってなかった天保山エリアが気になったため、その道中にあるIKEA横の鶴浜岸壁に立ち寄ることに。昨年の夏に来て以来でしたが、先に家族で釣りをされてる方が居たため、最奥部の足元を軽くチェックしただけに留まりましたが、反応なし。ベイトの回遊も目視出来ず粘る価値はないと判断。滞在時間5分で移動。

眺めは良いんですが・・・

次の場所はなみはや大橋を渡った天保山エリアの某所。運河の合流部となりベイトが入り込んでいればチャンスが有る場所なのですが、潮位は更に下がり、水質もかなりの澄み潮なので岸際のシャローは底まで見えるほど。目視でも釣れそうな雰囲気は無し。念の為、足元のエグレに潜んでいないかテクトロで探りますが、反応は得られず。こちらも早々に駄目と判断し移動することに。

雰囲気だけはあるんですが・・・

次の場所が時間的に最後の移動となりそうでしたので、過去の実績を考慮し某所へ向かいます。しかし護岸工事中で狙いたかった場所は釣りが出来ない状況。そのため、近くの運河を狙ってみることに。この運河は流れが強めでシーバスの雰囲気も感じられる場所ではあるものの、メジャーポイントなので人的プレッシャーも高く、シーバスもスレていて釣りにくい場所でもあります。

運河に向かう途中の岸壁沿いをVJ-16で簡単にチェックしていきますが、反応なし。ここも澄み潮で底まで丸見え。湾奥部なので底はヘドロが堆積しているかと思いきや、ヘドロ無く砂地のような感じです。これは意外。そんな事を考えながら運河に到着。流れはいつも通り強めで、岸際にはヨレも出来ていますが、ベイトは目視できず。しかし岸壁沿いを漂うチヌの姿を確認できました。しかも結構なサイズで岸壁に頭を向けて、表層から少し沈んだ位置にステイしていました。

これはチャンスとばかりに少し離れた位置からVJ-16をチヌが居るその先へキャスト。岸壁から1m以内の場所に着水と同時にやや早めのリトリーブで表層を泳がせチヌの頭上を通します。するとチヌの目に止まりVJ-16をチェイスしてきたため、リールを巻く手を一瞬止めてVJ-16をスッとフォールさせると追ってきたチヌにスイッチが入ったのかコン!と食らいついたかと思った矢先、カナリの重量感が手元に伝わりロッドティップが水面に引き込まれます。バイトシーンが丸見えだったので本当に興奮してしまいましたが、伝わる重量感がその興奮を緊張に変えました。これはデカイ。

ファーストランはドラグを鳴らされながらも何とか止めることが出来、こちらのペースに持っていくことが出来ました。しかし浮いてくる姿を見て更に緊張感が高まります。リアフックしか掛かってなかったのです。チヌの泳ぐ向きを変え、フロントフックも掛からないか試しましたが、思うように掛からず。下手すればリアフックすら外れかねないので、慎重に弱らせつつ流れの弱い場所まで誘導。その後数回のツッコミに何とか耐え、無事ネットインに成功。

パンパンですやん!

上がってきた魚体は本当に綺麗で体格も良くパンパンに太ってます。これはデカイんちゃうん?とメジャーを取り出し計測。何度も測り直しましたが、50センチちょうど。今年2回目の年無しチヌゲットです♪

50センチジャスト!

今年に入ってシーバスよりもチヌの方が釣れているのですが、このサイズなら文句無し。むしろ大歓迎♪

ドヤ顔スイマセン

パンパンに太った魚体と黒過ぎない体色は食べても絶対美味いと確信。ライフジャケットの背面ポケットからストリンガーとナイフを取り出し、エラを切ってからストリンガーで泳がせ血抜きを行います。その間、二匹目のドジョウを探してキャストを重ねますが駄目。時間も差し迫り、帰宅してからチヌを捌くことを考えて早めの17時に納竿としました。

釣行を振り返って

今回の釣行では午後からのスタートで天保山エリアを中心にランガンしてきましたが、底まで見える澄み切った水質でベイトの気配も無い中、何とか良型チヌをゲットすることが出来ました。見えているチヌをリトリーブの変化で喰わせることが出来たのは、素直に嬉しかったですね。これをシーバスにも応用出来ればと考えてたり。

まだまだベイトが少なく、シーバスの居場所もつかみにくい状況ですが、次の釣行では頑張ってシーバスをキャッチしたいと思います!

ちなみに今回キープした年無しチヌは本当に美味しかったですよ。また後日記事にしたいと思いますので、お楽しみに♪

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

2件のコメント

  • おはようございます。
    やはりベイトがいないとなかなかシーバスとは出会いにくいですよね。
    今回はモザイクがかなり鮮明でポイント特定されそうですが良かったのですか?(笑)

    • シーバスは不在でしたが良型チヌが釣れたので満足してます♪
      写真は必ずしも釣れてる場所とは限りませんので参考にならないかと。特にこの場所は…

      本当に秘密のポイントはモザイクでも公開出来ません(;^ω^)

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