平成最後の日に出撃した話

4月30日の釣行記です。平成最後の日の釣行だったこの日。あえて行ったことのないポイントへ足を伸ばしてみましたが、平成の時代に有終の美を飾る事が出来たのか!? 今回はそんな話です。

港大橋下へ初めての出撃!

4月30日は 国民の休日でしたが、事務仕事が溜まっていたため仕事でして。タックル一式を車に詰め込んで出社し定時ダッシュで現地へ向かいます。最近日も高くなり、17時を過ぎても明るいことから、これまで行ったことが無く、気になっていたポイントへ足を運んでみようと思い、向かった先は港大橋下の三角公園。大阪湾内の数少ない釣りが公認されている場所です。

港大橋の下にある南港三角公園。

これまで南港エリアは様々な場所で釣りをしてきましたが、この場所は実は初めて。予てより行ってみたいとは思っていたものの、何となく足が向かなかった場所でしたが、平成最後の日に思い残すことが無いよう思い切って行ってみた訳でして。また先日大野ゆうき氏のDVDを見る機会があり、この場所で釣りをしていたことも一因でした。加えて前回の釣行から11日間空いていたこともあってシーバスの居場所が掴みきれていなかったことから、湾奥部よりも潮通しの良い港湾エリアに入ってくるカタクチイワシに期待を込めてのポイント選択でもあったりします。

現地到着は17時半頃。この日の潮回りは若潮で16時32分の満潮からゆっくり下げ潮となる状況。準備を整え海面を覗き込むと、想像以上に水面が遠く、堤防の上端から水面までの高さは4メートル程ありそうです。堤防の高さは1メートル程度有り、ルアーをキャストするには堤防の上に立った方がキャストしやすそうですが、堤防の幅は狭いところで30センチ程。流石に足が竦みます。しかし数メートル毎に三角形状に広くなった場所があるため、そこに恐る恐る立ってみます。幸い風も弱かったため、何とかキャストは出来そうです。ライフジャケットのベルトをいつも以上に締め込むと同時に、気も引き締めキャストしていきます。

堤防の幅は狭いところはこんな感じ。

水面を目視した範囲ではベイトの姿が確認できず、まずは潮通しの良い場所にキャストを重ね、ベイトの存在を探りますが、手元に伝わる感触はベイトを知らせることはなく無反応が続きます。期待していたカタクチイワシの回遊は無さそうです。そこで狙いを足元の護岸沿いに変え、ショートキャストで表層からチェックしていきます。ルアーはコアマンPB-20。足場が高く、ある程度のウエイトがありつつもスローに探ることが出来ることからPB-20を選択しました。表層から探っていくも反応がなく、徐々にキャスト後にカウントダウンしながらカーブフォールさせ、レンジを深めてボトム周辺を探っていきます。するとコン!と軽めの手応えと同時にラインが沖向きに走ります。ロッドを立て、即座に応戦。緩めにセットしているドラグが音を立ててラインを放出しますが、それも数秒で収まり、こちらのターンに。足元が悪いため無理は禁物と思いながら、ドラグを少し締め、相手を浮かせるべくロッドを起こしていきます。すると相手も負けじと勢いよく下に潜ろうとしますが、この動きはシーバスでは無いと判断。一瞬のスキを突いて一気に浮き上げてネットイン。

やはり貴方でしたか。

上がってきたのは綺麗なキビレ。やっぱりシーバスではありませんでしたが、サイズは40センチ程の良型サイズ。

40センチ!

側線から上側が青紫色に光り、ピンとした背鰭はシーバスとは違う格好良さを覚えます。それと同時にしっかりとした肉付きの魚体は食べても美味しいと直感。このキビレには我が家の食卓を飾ってもらうこととし、車に積んでいたクーラーボックスへ。

その後、釣りを再開しますが、続く反応はなし。段々と日が落ち暗くなり始めると、この高い足場で釣りを続けることに怖さを覚え、完全に暗くなる前に移動することに。

続いての場所はいつもの湾奥エリア。いつものようにコアマンVJ-16でテクトロしていきます。すると早々にシーバスからの反応があり、フックアップするも足元まで寄せた際に急に頭の向きが変わり、そのままフックアウト(´・ω・`)

引き続きVJ-16で探っていきますが、ショートキャスト後にテクトロしようと思った矢先、根掛かりさせてしまい残念ながらロストしてしまいます。その後、別の場所へ移動し、UKシャッドやADH+アルカリシャッドで探っていきましたが、1回チェイスがあっただけ。雨も降り始めたため、21時30分に納竿としました。

釣行を振り返って

カタクチイワシの回遊があればと期待した港大橋下の三角公園では、残念ながらカタクチイワシは居ませんでしたが、護岸沿いのボトムを丁寧に探った結果、良型キビレをキャッチすることが出来ました。本命のシーバスではありませんでしたが、平成最後の釣行がボウズでなかっただけマシだったと思っております。

湾奥エリアではいつも通りのテクトロでシーバスを引き出すことが出来たものの、雑なやり取りのせいでバラしてしまい、課題を残すこととなりました。それでもシーバスの居場所が掴めただけでも成果があったと言えるでしょう。

5月1日から元号も令和となり、新時代の幕開けとなりました。ワタシも気持ちを一新し、更にシーバスをキャッチしていくことが出来るよう、頑張っていきたいと思います!

尚、今回の港大橋下の三角公園については、後日釣場紹介記事を書きたいと思います。

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

4件のコメント

  • コチラでは、初めまして位の感じですかね??(笑

    近年は、浜や整地された護岸からの釣りばかりなので、靴の幅と同じ程度しか無い護岸の写真を見て、心臓がキュンキュンしました!もう、テトラの上からとか、釣り出来ないかも…(^_^;)

    またの更新、楽しみにしてます~!!(^^ゞ

    • こちらへのコメントありがとうございます♪
      正直あの幅で高さ4mの堤防の上はテクトロ出来ませんでした。アングラーが少ないのも納得です(;^ω^)

      ブログ更新って一旦止まっちゃうと億劫になっちゃうんですよね…頑張って今晩次のネタ投稿したいと思います。

  • おはようございます
    足場が高くて細いとこはヒヤヒヤしますよね(^_^;)
    昨日地味に釣り行ってボウズの自分はいつも足が引っ掛かるとこで分かってても引っ掛かり川へ落ちるかと焦りました

    • ここは本当に足がすくむのでオススメ出来ません(^_^;)
      落ちると上がる術がありませんので・・・。
      足元には十分気をつけたいですね。

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