【釣行記】大阪湾奥で結局釣れるのは・・・
今年の大阪湾奥はタチウオが大量に入り込んでいるようで、狙っていないにもかかわらず釣行毎に釣れてしまうほど。まぁ食べて美味しい魚なので嬉しい半面、本命のシーバスの釣果は遠ざかるばかり。
そんな中、前回11月23日の釣行では朝マヅメの短い時間にシーバスのボイルが確認出来ました。そこで期待薄ながらも朝マヅメのワンチャンに掛けて11月25日の夜明け前から大阪湾奥某所へ行ってきました。今回はそんなお話。
ベイト激減!それでも釣れてしまう嬉しい外道
現地到着は午前4時過ぎ。まだ夜明け直前の良いタイミングです。
潮回りは小潮で干潮が4時47分とほぼ干潮手前。潮の流れも緩んであまり効いていない状況。
まずは到着して一番近い常夜灯の下をチェック。ルアーは定番のコアマンVJ-16。
足元の護岸沿いをショートキャストで狙っていくと数投後にコン!と軽いバイトからロッドが引き込まれます。伝わる手応えは明らかにシーバスではない最近良く釣れちゃう奴だと確信。
やっぱりタチウオ。このエリア最奥部で干潮直前だと水深もカナリ浅いのに護岸沿いギリギリで喰ってきます。困ったヤツです。開始5分で釣れてしまったので、とりあえず地面に付けず写真だけ撮った後はフックをプライヤーで掴んでそのまま水面へリリース。
気を取り直し、小移動。別の常夜灯まで移動し、やや沖向きにキャスト。表層をスローリトリーブで巻くと数投でコン!
こちらもタチウオ。ある意味覚悟はしてましたが、ここまで釣れるとは。このタチウオもリリースします。
水面を見ると端の方でわずかに小さいベイトが確認された程度。大量のベイトは確認されず、干潮手前で潮も動いていないにもかかわらず、タチウオの活性は以前高いまま。
その後しばらくキャストを続けますが、当たってくるのは明らかにタチウオ。シーバスは居ないと判断し、前回の釣行でボイルが発生した場所まで移動することに。
場所を移し、ルアーもシリコンバイブ80Sに変更。
沖向きにフルキャストし、テンションフォールで水中の様子を探りますが、ボトム着底まで何も当たらず。ベイトは居ないのか?
着底から巻き上げる形で中層を探りますが、シーバスからの反応はありません。
今度はキャストする向きを変え、潮効きの良さそうなエリアへ。同じようにボトムまでカーブフォールさせ、巻き上げてくると数秒後にガン!と派手に当たってきました。バイトの派手さに一瞬シーバスか?と思いましたが、直後に伝わる手応えから違うことを知らされます。
割りと良型のタチウオ。もうここまで来てタチウオしか釣れないのでシーバスは諦めて刀狩りモードへ。
最早VJ-16はエサ!タチウオにはこう誘え!
シリコンバイブ80Sよりもよりスローに誘えるコアマンVJ-16に戻し、カーブフォールで誘いを掛けると小さいバイトが連発します。バイトが有る場所に再度キャストし、スローリトリーブで誘いを掛け、一瞬リーリングを止めて誘いをかけるとその瞬間にガツン!狙い通りに喰ってきます。
ここ最近タチウオばかり釣っているので、誘い方も分かってきました。活性の高い時はタダ巻きで十分喰ってきますが、喰いが悪い時は一瞬のストップで誘ったり、カーブフォールでじっくり見せるように誘うと反応が出ます。ロッドを煽って誘っても反応が出ますが、ミスバイトが多い印象。
確実に喰わせるなら早い動きよりもスローな操作が好反応でした。
そんなこんなで30分弱で良型のタチウオを3本キャッチ。持ち帰り用のビニール袋に入れ、再度シーバスを狙うべく場所を小移動するも、何の反応も得られず。この日は朝から予定があったため、6時過ぎに納竿としました。
釣行を振り返って
2日前に確認されたシーバスのボイルを当てに出撃しましたが、結局はタチウオばかり釣れてしまい完全にエリア選択を誤った感じです。少量のカタクチイワシは残っているようですが、それもタチウオが狙いすましているのか、シーバスは居ませんでした。
タチウオも狙って釣れば面白いんですが、大きなネットを背負って出撃している以上、シーバスを釣りたいところ。
次の釣行では風向きや潮回りを考慮に入れエリア選択したいと思います。