1月の大阪湾奥をハゼパターンで攻略!
今日は関東地方で大雪になるほどの寒波襲来ですが先週は少し気温も高めでした。
そんな1月20日はハゼパターンで釣れ始めているとの情報があった大阪湾奥部に出撃してきました。今回はそんな釣行記。
厳寒期のハゼパターンの攻略なるか?!
現地到着は22時30分頃。この日は中潮で時間的には下げ潮が効いているタイミングでした。
約1年ぶりに来た今回のポイントは大阪湾奥部でもこの時期特にアツイ場所で、1月下旬ごろからハゼパターンが成立するポイント。前日に釣り仲間から良い釣果の連絡を受けていたため、私も後に続くべくタックルを用意。
幸い先行者も居らず、無事釣座を確保。
ハゼパターンなので最初に選んだルアーはコアマンのアルカリシャッド。ジグヘッドにセットしボトムを取り、ロッドアクションによるリフトアンドフォールで誘います。ハゼが底から飛び上がって泳ぐイメージです。
出来るだけ遠投し、ボトムの変化を探っていきますが根が多いこのポイント。ちょっとでも油断すると直ぐに根掛かりしてしまいます。そのため10分程度でロストしてしまいました・・・。
ラインシステムを組み直し、今度はバイブレーションで誘う作戦に切り替えます。
使うのはタックルベリーで安かったコンバットバイブ。とにかく根掛かりが多い場所なので安いルアーで玉砕覚悟の釣りになります。しかし予想通りまたしても10分程でロスト・・・。
心が折れそうになりますが再度ラインシステムを組み直します。今度はアルカリシャッドにADHの組合せ。これまたボトム付近をダートアクションで誘っていきます。色んな方向へキャストし、回遊してくるシーバスを狙い撃とうと頑張るものの、またしてもロスト・・・。
結局小一時間で3ロスト。シーバスからの反応は無く、今日は駄目だと判断し移動する事に。
次の移動場所は今年の初釣りで60センチの良型シーバスが釣れた場所です。
その時の釣行記はコチラ 【2018年初釣りで良型シーバスが釣れた話】
ルアーは定番のコアマンVJ-22。まずは足元の護岸沿いをテクトロで狙います。
水面を見ると鏡のように静かですが、緩い下げ潮が効いている様子。そこで上流側から下流側に少し遅めに歩いていきます。すると開始早々にルアーが重くなったかのような違和感を感じ、軽くロッドを煽ってみると生命反応♪
スイープに追いアワセを入れ戦闘モード突入です。右に走るのを何とか堪えると今度は左に向きを変えて逃げ惑います。これも何とか堪えるも次に右に向きを変えた瞬間にフッと手応えが無くなりました・・・フックアウトです。
どうやら口の外に掛かっていたようで向きが変わった瞬間にフックが外れたのでしょう。フックサイズが小さいVJ-22の唯一の弱点です。しっかり喰わせることが出来ればバレる事が少ないんですが・・・これも自分の腕不足ですね。
気を取り直し、少し場所を移動。今度は橋脚が絡むシャローエリア。
VJ-22をキャストし、ボトムまで沈めてからリフトアンドフォールで誘います。するとピックアップ寸前で喰い上げるようにシーバスが追いかけてきましたが、ピックアップが僅かに早くバイトには至らず。しかしシーバスからの反応があったため、ボトム攻めを継続。少し向きを変えてキャスト。リフトアンドフォールのリフト直後にコン!と軽めのバイト♪ 手応え的にセイゴクラスかな?と思いながら寄せてくると、ジャンプ一発でサヨウナラ・・・(^_^;)
小さいシーバスはバレやすい、そう自分で自分を慰めながらキャストを再開。今度は護岸沿いにキャストし、リフトアンドフォールで誘いながらテクトロをしてみます。するとしばらくした後に先程同様リフト時に違和感を感じ、スイープにフッキングするとクンクン!と手応えを感じますが、数秒後にフックアウト・・・喰いが浅かったようです。
バイトは有るけど喰いが浅い。ただ反応があるのは事実。
狙いは間違っていないと判断し、引き続き護岸沿いをリフトアンドフォールで誘っていきます。
しばらく反応のない時間が続き、集中力が切れそうになった時、急に根掛かりしたかのような重量感。ちょうどフォールから着底し、次のリフトに移る瞬間でした。一瞬根掛かりかと思ったソレは数秒の後に急に動き出しました。
鳴り響くドラグ音にリーダーが12lbだったことを思い出し、ドラグを緩めます。しかし足元がえぐれた護岸で潮位も低い中では緩めすぎるのもマズイと思い、走る方向に自分も横移動して対応します。右に20m程走ったかと思えば逆に左に走り出します。何とか弱らせて浮かせようとするも、一向に魚体は見えません。あまりの重量感に巨ボラかも?と思いながら、絶え続けます。途中、右に走る魚体が向きを変える瞬間にクン!と嫌な手応えが伝わるものの、続く重量感に逃げられてはいないと安心するも、確実にフックが外れかかっていると思い、これ以上時間を掛けるのはマズイと判断。ドラグを締め、勝負に出ます。
すると程なくして魚体が見えてきました。シーバスです。ただフックは口ではなく、エラの後ろ辺りに掛かっていました。予感は的中。下手に反転されればヤバイ!と急いでネットを準備し、ランディング体制に。口に掛かっていないのでネットまでの誘導にやや手こずりましたが、何とかネットインに成功。
ブログ埋め込み用動画。 pic.twitter.com/kNAkbDVrdk
— こもちっく (@komochick) 2018年1月22日
顔の大きさと体高の高さに驚き、一瞬ランカークラスかも?と思いつつメジャーで計測。
サイズは67センチ。サイズ以上に凄い筋肉質なボディ。ベイトが少なくなるこの時期のこの体格のシーバスは価値ある1匹ではないでしょうか。ルアーロストとバラシが続いた中、本当に嬉しい1匹です。
その後、更なるシーバスを狙うべく頑張りましたが、後は続かず。
2時半に納竿としました。
釣行を振り返って
今回の釣行では前情報で聞いていたハゼパターンを意識してボトム攻めに徹した結果、良型シーバスに巡り会えることが出来ました。VJ-22にセットするデカカリシャッドが生む波動がハゼの動きに似ているのだと考えてます。苦手だったハゼパターンで出せた結果に大満足です♪