大阪湾奥で釣った年無しチヌが美味かった話
今回は先日のキビレに引き続き、2019年の初釣りで釣り上げた年無しチヌを食べた話です。
サイズも大きかったのでアレやコレやで色んな調理法を試して食べましたが、やっぱり美味しかったですね。
簡単にその調理について書いていきたいと思います。
大阪湾奥で釣れた年無しチヌは美味いのか!?
先日食べたキビレの味が忘れられず、初釣りで釣った50センチちょうどの年無しチヌをお持ち帰りしてきました。折角なので解体前に息子と記念撮影。
写真も取り終えたので解体開始。まな板に乗せると圧巻です。
納竿前にエラを切ってストリンガーで泳がし、血抜きをしてからクーラーボックスで保存していました。お陰で鮮度も維持できているようです。解体前に重さを測ろうとキッチンスケールに載せたところエラー表示。2キロまでしか測れないキッチンスケールだったので2キロオーバーってことですね。そこで体重計に載せて測ってみると、2.4キロとの表示が出ました。厚みもあるし納得の重量です。
解体の様子については先日のキビレと同じなのでここでは割愛。サクッと三枚おろしにします。しかしキビレと違ってこのチヌは肝がかなり大きくなっていました。餌をたらふく喰って肥えていたようです。
ひとまず三枚おろしにした半身は塩水に漬けてからキッチンペーパーで包んでジップロックに入れて保存。残った半身とアラをいただくことに。最初は半身全て刺身にしようと思いましたが、嫁さんが昆布締めを作ってみたいとのことだったので、半身の1/3を昆布締めにしてもらいました。
3日にわたってチヌ料理を満喫!
で、釣って当日は3品作っていただきました。
まずは予定通りの刺身。
この刺身は塩水での臭み抜きはせずに造りましたが、臭みは全くと言っていいほど感じません。甘みを感じるほどで真鯛にも引けを取らない味です。また脂乗りが良く、腹身はブリのごとく濃厚な味わいでした。
続いては嫁さんにあら炊きにしてもらいました。
画像を見ると分かるかと思いますが、凄い脂です。美味かった!魚体がデカイのでアラも大きく食べ応え抜群。特にカマと目の周りが美味かったですね。ワタシはあら炊きにすると目玉も食べちゃうんですが、これって少数派なんですかね?目玉もプルプルして美味いんですよ(*´∀`*)
3品目は肝を軽く湯通ししてネギポン酢でいただきました。
チヌの肝。初めて食べましたが、美味しいんですが流石に肝は少し臭みを感じますね。肝の内部まで血抜きが出来てなかったからでしょうか。少し多めにポン酢を掛けて肝を崩して食べると臭みは気にならなくなりましたが、魚の臭みが苦手な人はあえて食べなくても良いかもしれません。
こんな感じで釣った際の余韻に浸りつつチヌを満喫しました。
続いて翌日。
この日はワタシだけ自宅で晩御飯を食べることとなったため、冷蔵庫で寝かせておいた半身を少しカットし刺身にして頂くことにしました。1日寝かせたチヌの身は水分が抜けて引き締まっています。
これを刺身にしたのがコチラ。
水分が抜け引き締まった身は旨味が増して美味いですね。ビールが進みます♪
残った身は釣ってから2日経った夜にいただきました。まずは釣った日に仕込んでおいた昆布締め。
2日間冷蔵庫で寝かせていたため、身に昆布の風味がしっかり移っていて旨味も増しています。ただ身から出た水分が若干の臭みを感じさせました。食べる際には水分を拭き取ったほうが良いのかもしれませんね。
残りの身は前日同様少しだけ刺身にして残りをネギ塩焼きにしてもらいました。
2日寝かせた刺身は更に旨味が増しています。食感はモッチリに変化しており、釣りたてとは違う美味さを感じます。
ネギ塩焼きは普通に切り身を塩焼きにし、刻んだ白ネギと塩ダレを合わせたものを乗せただけ。しかしこれが美味かった。淡白なチヌの身にパンチあるネギ塩ダレの相性は抜群。これはリピート確定です(*´ω`*)
こんな感じで年無しチヌを3日にかけて満喫しました。
冬のチヌは脂も乗って美味しいので、釣れた際にはまたキープして美味しくいただこうと思います♪
大阪湾奥で釣れたチヌでも下処理を上手くやれば美味しくいただけますので皆さんも是非お試しください(*´∀`*)
こんにちは(*´・∀・)
百均の包丁だったのですね!
うちの出刃包丁の柄が取れそうになり楽天にてオールステンの出刃包丁買いましたが、まだまだ出番無さそうです(笑)
魚好きですが臭みはなかなか苦手なので下処理は大事ですね。
僕は妻は美味しいと言っても釣れたとこを思うと臭みなくても臭く感じてしまいますしね~
実は100均でした(;^ω^)
もう10年以上使ってると思います。魚さばく時にしか使わないので長持ちしてるようです。
魚の臭みは汽水域の魚だと抜け切らない事もありますから調理方法で何とかするしかないですかね。ワタシの経験では刺身の方が過熱するより臭みを感じませんね。意外かと思いますが。