シーバスのアラの美味しい食べ方について

さて今回は先日2月23日の釣行でキャッチしたシーバスを美味しく食べる話です。シーバスの調理は度々紹介していますが、今回は特にアラの調理について新たな試みに挑戦したところ、これがまた美味しくて♪その調理法について簡単にご紹介したいと思います。

まずは身を美味しく!

大阪湾奥エリアで釣り上げた57センチの食べ頃サイズのシーバス。

このくらいが調理しやすいですね。

体表の色がやや黒っぽいですが、これまでの経験上、黒っぽくとも美味しく食べらることは分かっているので、釣り上げた直後にエラを切って泳がしつつ血抜き処理をしてから持ち帰っております。このシーバスをサクッと三枚おろしにし、アラも捨てずに保管。身は一旦塩水処理して半身は刺身にして当日の夜にいただきました。

シーバスの刺身。定番ですが当たり前に美味い。

このシーバスも脂乗りがよく、贔屓目なしに美味しかったですね。臭みも塩水処理のお陰で全く感じません。丁寧な調理のお陰で本当に美味しくいただけました。

ちなみに塩水処理とは、舐めて少し塩気を感じる程度の塩水にシーバスの切り身を浸けておき、身の中の水分を追い出す臭み取りの手法です。汽水域の魚特有の臭みを軽減することが出来ます。浸ける時間は20分程度で十分で、浸けた後はキッチンペーパーで水分を拭き取ってそのまま調理可能です。

残った半身はキッチンペーパーで包んでジップロックに入れて冷蔵庫で保管。翌日にムニエルにしていただきました。これまた当然美味い。

ムニエルも本当に美味いんです。

アラ炊きだけじゃない?!とにかくダシが美味い!

さて本題となるアラの調理についてですが、2日にわたり2種類の調理を行いました。まず1種類目はシーバスのアラで出汁を取った味噌汁です。作り方は至ってシンプルで捌いた際に出るアラを適当な大きさにカットし、ザルに並べて塩を振りかけしばらく放置。その後塩分を洗い流し、お湯をかけて湯霜にしてから小鍋にお湯を沸かしてアラを投入。弱火で煮てダシを抽出します。

湧き出る脂♪

この時は家族4人分の味噌汁を作るのに頭以外のアラの半分を使用。弱火でゆっくり煮出すことで澄んだダシが抽出できます。強火にしちゃうと臭みまで出てくるので要注意。しっかりダシが出れば普段味噌汁を作る感じで味噌を加えれば完成です。下処理の際に塩を使っているため、味を見ながら普段より少し味噌を控えめにしても良いかもしれません。

シーバスの味噌汁。

写真を見れば一目瞭然なほど脂が出ています。一口飲めば口の中にシーバスのダシが広がり、普段よりも高級な味わいが広がります。アラに付いた身も骨にしゃぶりつきつつ食べます。これがまた美味い!

翌日に残りのアラを調理しました。2種類目はシーバスのアクアパッツァ。シーバスのアラとアサリを使ったアクアパッツァです。

シーバスのアクアパッツァ。

このアクアパッツァは嫁さんが調理してくれましたが、参考にしたレシピはこちらになります。

シーバス(すずき)のあらでアクアパッツァ|クックパッド

ポイントはアラを一旦フライパンでオリーブオイルとニンニクで焼くところでしょうか。この工程のお陰で臭みは完全に感じられませんでした。頭も入れるので下処理の段階で丁寧にウロコを取ることも重要です。

顔の周りが美味いんだわ。

このシーバスのアクアパッツァ。とにかくダシが美味い。シーバスから出るダシとアサリから出るダシが合わさって完成度の高いダシが出ています。野菜も豊富にいただけるのでヘルシー。茹でたパスタを加えれば立派なパスタとしていただけることでしょう。

これまでシーバスのアラはアラ炊きとして醤油と生姜で炊いて食べることが多かったのですが、それ以外の食べ方でも本当に美味しくいただけることが判りました。アクアパッツァはメインディッシュとしても十分通用するレベルなので、皆さんもアラは捨てずに食べちゃってください♪

こもチック
  • こもチック
  • 大阪在住の会社員。昭和50年代生まれ。釣りと家族を愛するツーブロック。

2件のコメント

  • こんばんは(*`・ω・)ゞ
    見ているだけでヨダレ出てきました(笑)
    ダイエット中の自分には辛いフルコースです(笑)
    次回釣られた時はご馳走になります(笑)

    • どうもです♪
      飯テロでスンマセン(;^ω^)
      ホント美味しいのでお裾分けしたい気分です♪

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